サイコ・サイバネティクス
「サイバネティクス」はギリシャ語で「操舵手」、つまり港に向けて船を操縦する人という意味です。
ドクターモルツは精神という意味の「サイコ」と「サイバネティクス」という言葉を一つにし
「心の舵取り」という意味で自動的に成功する考え方を「サイコ・サイバネティクス」と名付けました。
セルフイメージ
セルフイメージとは「自分とはどんな人間か」という考え方または概念です。
こういった信念や信条はいずれも無意識に作られたもので、過去の経験、功績や失敗、成功や失望のほか、自分に対する他人からの反応を見て記憶されたこと、とくに子供のときの記憶が基礎になっています。
こうした情報全をもとに「自己」や「自分とは何か」という概念、ひいてはセルフイメージが形成されます。
いったんセルフイメージが形成されると人間は、それを真実とみなします。
その考えや信念を振り返ってみることはせず、真実であると「仮定」して行動するのです。
このようにして形成されたセルフイメージによって、自分の考えや感情、行動、さらには自分の能力に対する自分なりの評価が決まります。
ヴィジュアライゼーション(視覚化)
脳は実際の経験と想像上の経験との区別が苦手で、それも想像上の経験が鮮明であればあるほどそうなります。
想像上の経験、つまりはイメージをより具体的に鮮明にするために頭の中で視覚化のエクササイズを行うことで新しいセルフイメージの構築をよりスムーズに行えます。
サーボメカニズム
特定の命令、すなわち目標に応じるために必要な手段を自動的に呼び起こし、集め、引きよせるメカニズム。
「鉛筆を拾う」のと同じくらい些細な目標から、「90日間で売り上げを倍増する」という壮大な目標まで様々です。
人のサーボメカニズムは潜在意識のシステムまたは一部です。
成功と失敗のどちらのメカニズムとしても働きます。
心の映画
心の映画館のスクリーンで、様々な目的で、あなたが上映する詳細に描かれた「映画」。
目標達成を刺激するために心の映画を使用するとき、まるで、目標を達成した映画スターのように振舞うことを忘れないでください。
心の映画館
あなたが心の中にとても詳細に描いた「場所」なので、すぐに、いつでもどこにいても「そこへ行く」ことができます。
あなたの映画館には大きなスクリーンがあって、心の映画を作って上映することができます。