好きを大事にする心理学
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
認知の脳は得意なことを
考えようとします。
評価や比較が好きなので、
得意ということとひも付いています。
得意というのは、常に何かと
比較していきながら評価を
得ようとする脳の機能です。
これは大事なことではあるのですが、
常に得意は相手が存在します。
なので、絶対的ではないので、
自分がどんなに頑張っても、
自分よりもっと速い、強い、
優秀な相手がいると得意では
なくなってしまうのです。
なので、得意というのは、
自由にいつも自分の心を解放されて、
フローになるような感覚にはなりにくいです。
わたしの言うライフスキルは、
そうではなく何を大事にするかというと、
好きというのを大事にします。
好きを大事にしましょう。
好きは、得意と比べて、
何かと比較することではありません。
好きは自由です。
誰かと比べて、
どれくらい好きだとかないでしょう。
好きに根拠もないでしょう。
あそこのラーメンは、俺の好きという
定義に当てはまった塩分濃度が何%、
しょうゆの濃さが何%だから好きだという
定義はありません。
好きなものは、好きでいいんです。
たとえ、人の好きな話を聞いても、
人はそれをわかり合えます。
好きは、自由。
だから、好きなことを考えたり、
好きなことを話していると、
気分が良くなるのは、自由な感覚が
得られてフローな方向へ行くからです。
理由や理屈から離れられるからです。
つまり、好きなことを考えたら
気分がよくなる
ということが言いたいんです。
こんな事例もあります。
わたしがトレーニングをしている
会社の会議に出ることもあります。
そうすると、ノンフローな会議している
役員とか上役の人がいっぱいいます。
超ノンフローなわけです。
真剣に聞いてなかったり、寝ていたり
ただ批判的だったりと。
わたしはフローじゃないから
タイムアウトを会議中にとります。
そして、おじさんに好きな食べ物のことを
言ってもらうわけです。
すると、ウナギとか、すしとか、焼き肉とか、
ステーキとか言うわけです、
そうすると、その後の方が、
寝る人は確実に減りますし、
会議の生産性が確実に上がります。
でも、こんな大事な会議で、
好きな食べ物の話をするのはふざけてるから、
やめてくれと注意する人が必ずいます。
わたしから言わせると
ノンフローで会議に出ている方が
ふざけてるだろうって
思ってしまいます。
好きなことを考えるのは、
全然ふざけていません。
会議で寿司屋に行くのはふざけています。
好きなことを考えて、
ちょっと気分を良くして
会議に向かうのは決して
ふざけてることではありません。
人間の脳はとても優れているから、
好きなことを考えながらも
ちゃんと目の前のことに
取り組んでいるのです。
好きなことを考えて
自分の心を変えることを
普段から練習していれば、
その場で寿司を考えるだけでも
寿司屋に行かなくても気分は
変わるようにできているのです。
ぜひ、試してみてください。
PS.
もし、あなたがいつもしかめっ面で
会議に参加しているのなら、その会議は
間違いなく生産性が落ちています。
スグにあなたの好きなことを考えてみてください。
気分が変わり集中が上がるはずです。
http://123direct.info/tracking/af/368691/x5V7yb85/
Dr.辻の「余裕を生みだす方法」講演会ビデオを
公開しているのでチェックしてくみてください。