目標や決意を達成できない理由
1987年にフィットネス・トレーニングコーチの仕事を始めてから、たくさんのクライアントがモチベーションを求めて私のところへやってきました。
私はモチベーションについてたくさんのことを教えましたが、それより重要なこと、つまりすべての成功の「カギ」となることについて彼らに教えました。
あなたはもしかしたら目標とか新年の決意などが成功の「カギ」だと思うかもしれません。あるいはポジティブ思考とか意志だと思うかもしれません。しかし実際は、成功への「カギ」を握っているものはもっと別のものです。
意志と言えば、
「マットが僕の意志なんだ。僕自身には意志がないから、彼のところへ行って彼から僕に必要な意志をもらうんだ」
と言ったクライアントがかつていました。
それは間違っています。私は彼をサポートはしましたが、意志を与えたわけではありません。それだけではありません。私の意志であれ、彼の意志であれ、そもそも意志など必要ないんだとさえ彼に言いました。
「意志と想像力の戦いにおいて常に勝利するのは想像力である」
という古い格言があります。
この言葉は健康な体つくりやキャリアの向上やより良い人間関係や子育てなどにおいてもよく当てはまります。子供や生徒にあなたの意志をできる限り押しつけることはできますが、最終的に勝者となるのはその人自身の想像力です。
あなた自身の想像力に反して意志を無理やり通そうとするときも同じことが起こります。
想像力は山を動かすために生まれます。人生に望んでいるものを実現させるために想像力があるのです。
かつてP.T.バーナムは
「想像力は生きる万能薬だ」
と言う言葉を残しました。
アインシュタインも
「知識より大切なものが想像力だ」
と言いました。
「イマジネーション」という言葉のなかでも「イメージ」という部分が最も重要な箇所です。たとえば、あなたの「セルフイメージ」はどんな様子ですか?
あなたは自分自身のことをどう見ていますか?自分のことをどんな人間だと考えていますか?
目標を設定することはできます。私も目標を立てるように人に勧めます。何かを決意をすることもできます。人生で望んでいるものを意志で勝ち取ることもできます。
しかし、あなたの目標や決意や意志があなたのセルフイメージと不一致であれば、永続的な変化を得ることはできません。それだけでなく、求めている結果を作るための永続的な行動さえも起こそうとしません。
要するに、あなたは自分が欲しいものを得られないのです。たとえ、一時的に望みが叶ったとしても、結局は自分はこういう人間だと思っている姿、つまりあなたのセルフイメージに合致する姿に戻ってしまいます。
でも、セルフイメージは変えることができるので大丈夫です。心と身体をリラックスさせて、あなたがこうなりたいと思う人間を想像すれば望んでいる結果を得ることができます。
プロボクサーがパンチを完璧にするためにシャドウボクシングをするように、あなたも想像力を同じように使えばいいのです。自分自身について持っているイメージを思い浮かべてください。
30万冊売れたベストセラー自己啓発「サイコサイバネティクス」の著者マックスウェル・モルツ博士が「心の映画館」と呼んだ場所に行ってイメージの練習をします。
このあなただけの映画館へ行って、心の内側を変化させてください。そうすれば、外見も変化します。
皆さん、これが目標や決意を成功させるカギです。これでポジティブ思考もうまくいきます。あなたのセルフイメージを変えなければ、それはガス欠の車に乗っているのと同じで、なにも上手くいきっこありません。
セルフイメージを変える方法はあなたに伝授可能なエクササイズのなかでも、もっとも重要なエクササイズです。健全なセルフイメージを持っていれば、あなたはその辺にいる普通の人ではなくなります。
でも健全なセルフイメージがなければ、あなたは何の変哲もない人にしかなれません。
さあ、今すぐ潜在意識の活用・ゼロレジスタンスリビングへ行っていつも憧れていた一角の人物になってやりましょう。
マット・フューリー
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**今日のフィードバック**
期待に胸ふくらませながらDVDを観ました。 モルツ博士の言葉を聞いたときは鳥肌が。 「秘密を知っちゃった!!」そんな感じです。 今世界中で話題の「The Sercret」は、まさにこれですよね。 引き寄せの法則、その鍵は自分にある。 成功している人はこれにちゃんと気づいているのですね。 これに気づけた私は今まさに成功への階段を昇りはじめたのだと確信しています。 小川さんが日本にこれを導入してくれたこと、本当に感謝しています。 ありがとうございます!
田中さん
ありがとうございます^^