夢ものがたり
From 古賀令子
「これからの人達に伝えたいのは
強烈な願望を持つことです」
と言われたのは、JALを再建された
稲盛和夫氏でした。
2年前の破綻から、過去最高益を更新した
という事で、インタビューを受けられた時の
言葉です。
ずいぶん前に読んだ記憶があったので、再度
著書「生き方」を読み返しました。
あらためて読み返すと、心に響く言葉ばかり。
良書は、何度も読み返すべきですね。
第1章の「思いを実現させる」
(求めたものだけが手に入る、という法則)
の中で、新たな気づきが多々ありました。
「漠然と『そうできればいいな』と思う
生半可なレベルではなく、強烈な願望として
寝ても、覚めても四六時中そのことを想い続け
考え抜く。
頭のてっぺんからつま先まで全身をその思いで
いっぱいにして、切れば血の代わりに
『思い』が流れる。
それほどまでひたむきに強く一筋に思うこと。
そのことが物事を成就させる原動力になる。」
稲盛氏は、京セラ時代から従業員に
「溢れるほどの夢を描き、大志を抱き、
強く願望すれば、自分の人生をしっかり
創造していくことが出来る」
と語り続け、従業員も同じ夢を持ったことが
京セラの躍進につながったそうです。
「そして夢は大きければ大きいほど良い。
その実現に至るまでは、遠い道のりに映るだろうが
そのことが人格も磨くことになる」
あなたは溢れるほどの大きな夢を持っていますか?
夢は必ず叶う、と言われます。
しかし、現代は夢を持ちにくい世の中に
なっているような気がします。
わたしもいくつかの勉強会を持っていますが
その中で、「あなたの夢は?」と尋ねると
ほとんど答えられませんでした。
どうして、と聞くと
「そんなん無理無理、叶うはずがない」と
初めから夢を描くことを忘れて
しまっていたんですね、
また、周りに自分の夢を語った時に
そんな夢ものがたりをと失笑され
諦めてしまい、自分で出来ないという
限界を作ってしまっていたようです。
そこで、私の会ではそれぞれが「夢ものがたり」を
語りあう時間を作っています。
最初は恥ずかしそうに、出来ないとは思うんですけど
と前置きして言ってた人たちばかりだったんですよ。
ところが、何度も話をするうちに、仲間たちが、
スゴイ! デキるよ! 楽しみ!
と全面的に肯定し、応援してくれるようになりました。
すると不思議なことに、ドンドン
「出来るかも知れない」から「出来ると思う!」
そして「やってみる!」と、明確な目標に
変わってきたんですね。
ここまで来ると、後は行動も早いです。
今、皆で、それぞれの夢を応援しようと
励まし合っています。
あなたは自分の夢ものがたりを語り、
また応援しあえる仲間はいますか?
PS
夢実現の一番の近道は、このプログラムを
学ぶことだと思いますよ。
http://www.0stresslife.com/zrl/
ありがとうございます。夢と希望は何か、みんなで話し合えれば何かが見えてくるかもしれませんね。
いつもコメントを楽しく拝読しております。古賀さんのメールには、基本的には賛成なのですが、今日は少々辛口のコメントを。
古賀さんは稲盛さんの著書「生き方」を称賛されています。私もその本の内容は素晴らしいと考えます。異論はありません。
しかし、稲盛さんの問題点は自分の「生き方」を他人に押し付けている点です。
確かに稲盛さんの創業した「京セラ」は、優秀な企業ですが、同時に「ブラック企業」の烙印を押されています。それは、稲盛さんの主義主張を従業員に一種の「洗脳」というやり方で強要しているからです。
現に今京セラもかつてのような目覚ましい業績を上げてはいません。
稲盛さんの「押しつけ教育」の弊害がでているのではないのでしょうか?
また、古賀さんのおっしゃる「夢」ですが、英語では「夢」という言葉は「幻覚」や「空想」と同義語だそうです。むしろ夢ではなく、ゴールやビジョンと言った言葉のほうがふさわしいと思います。
古賀さんは私の意見どう思いますか?ご多忙かと存じますが、ご回答下されれば幸いです。
また、このコメントをご覧になられた方はどう思いますか?批判・反論大歓迎です。
私も夢物語を持っています。本当に実現するかどうかは人生が終わってみないと分かりませんが、
いけるところまで行こうと思っています。