プラス思考じゃなくてもいいよ
おはようございます!小川です。
だいぶ前の事なんだけど、ちょっとしたご縁である自己啓発セミナーに出る事になった。
そのセミナーはいわゆる、よくあるイケイケ系のセミナーで、講師もイケイケだった。
メチャメチャテンションの高い喋りで、どんどん会場を盛り上げていった。
正直、キモかった(笑)
参加しているみんなはテンション上がってたみたいだけど、僕は正直ひいてしまった…過剰な演出がされていたのだ。
セミナー中にいろんな事をさせられて、街に出て、いろんなワークがあるという。
僕は、そんな事するのは嫌だったので途中で帰ることにした。
別に悪い事ではないだろうけど、結局、気合いで乗り越えようみたいな話だった。
そう言うセミナーをたくさん受けている人は、セミナーを行った時にはテンションが上がって帰ってくるが、しばらくすると元に戻る。
なので、もう一回そのセミナーに行って、「薬を打つように」また復活する。
そのタイプに多いのがプラス思考じゃないとダメだと強く思いこんでいるところだ。
プラス思考はとてもいい事だけど、あえて言うなら、プラス思考じゃなくてもいい。
はっきり言って年がら年中プラス思考でいる事ができたら、それはそれである種の病気だ。人生には嫌なこともたくさん起きる。いい日ばかりではない。そんな時は誰だって落ち込む。
それを怖がる必要はない。落ち込んでも、ブルーになってもネガティブになってもいいのだ。要はバランスの問題で、普段がポジティブだったら、時々ネガティブになるのはとても普通の事だ。
ダメなのは慢性的に、いっつもいっつもネガティブな事ばかり考えている状態だ。
9割ポジティブな日が続いたら、1割くらいダメな日があってもいい。いちいちそれを気にする必要はない。
完璧を目指すのは止めよう。完璧な人間には絶対になれないから。
自分に満足した人間になればいい。
欠点だらけの人間でも、幸せに暮らすことはできるんだから。
‐小川忠洋
PS:
ちなみにこのプログラムで提供するのは薬のような一時的なモチベーションでない。ずっと安定して続くモチベーションだ。