今がその時、その時が今

• Tweet

• Tweet

From　古賀令子

「人を幸せにするのは希望です」

と語られたのは、”サグラダ・ファミリア“の
主任彫刻家の外尾悦郎氏です。
（去年の11月22日「ガウディに学ぶ」で紹介）

今回は、ピアニストである奥様の演奏とジョイントの
講演だったので、アットホームな雰囲気の中で
スタートしました。

“サグラダ・ファミリア”で彫刻家として
３４年間、石を彫り続けて思うのは
「人間の幸せって何だろう・・・。」

「一つはどれだけ他を愛し、自分でないもののために
生きられているか。
他のために生き、それによって自分も満たされる。」

あなたは家族のために犠牲になれますか？
という質問をされました。

参加者約３００人位だったんですが、約半数が
手をあげましたね。

あなたはいかがですか？

私は手をあげましたが、家族の喜ぶ顔を見るためには、
喜んで、犠牲になれると思うんですね。

また、幸せというのは、
「現在どれだけのものを持っているかではなく、
未来にどれだけの希望を持っているかだと思います」

と語られ、少しご自身のことを
話されました。

２５歳の旅の途中に、“サグラダ・ファミリア”
と出会い、それから、石を彫り続けているけど、
長い間、一回一回の請負彫刻家だったそうです。

「毎回いのち懸けでしたよ。
でもいのち懸けだからこそ、面白い仕事が
出来るんです。

いつも自分に言い聞かせてきた言葉が
『今がその時、その時が今』です。

本当にやりたいと思っていることが
いつか来るだろう、と思っていても、
今真剣に目の前のことをやらない人には
決して訪れない。

未来への希望を持っているからこそ、瞬間瞬間を
いのち懸けで生きれると思いますよ」

そう語られる外尾氏の表情は、とても優しく
慈愛に満ちていました。

Dr.モルツのプログラムの中に、
「人間は脳の中に、サーボメカニズムを持っている。
それは、目標に向かって軌道修正しながら進む
システムのこと。

そして、毎日その目標に向かって小さな行動を
一歩一歩し続けるそのプロセスがとても大切」
とあります。

まさにその一歩一歩が「今がその時。その時が今」
ではないでしょうか？

今年も後２０日余で、２０１２年が
終わろうとしています。
今年一年を振り返っての反省など
多々あるかも知れません。

しかし今年目標を達成できたかどうかよりも、
その行動のプロセスが大事のように思います。

そのプロセスの中で、迷ったり、悩んだり
苦しみ、また自分を奮い立たせたり等々。

そういう経験が人を大きく成長させますよね。
そして、掴んだ喜びに勝るものはないと思います。

あなたの今年は目標に向かって
どんな歩みでしたか？

PS
新年に向けて新たな気持ちを迎えるために、このプログラムを
是非学ばれませんか？

http://www.0stresslife.com/zrl/