2%の違い
From:小川忠洋
大阪のスタバより、、
「勝者と敗者には大きな違いがある。」
ほとんどの人はこう思っている。
しかし、これは必ずしも正しいとは言えない。
たとえばゴルフで優勝できる人と
3位とか4位とかの人の技術的な差はほとんどない。
その日のコンディションや前日食べたものとか
得意な天候とかコースとかそういったものに左右される。
ほとんど差はない。
ある著名なプロゴルファーが
ライバル選手に向かって言った言葉は名言だ。
「彼はまた優勝するだろう。
1回だけじゃなく何回も。
しかしそのためには、
毎回少しずついい体型で参加する必要がある。
ちょっといいコンディションちょっといい準備、
それが必要だ。
たっ2%今よりいい状態にする。
それが彼の優勝に必要なことだ。」
この2%の改善が必要なのは、
彼だけではない。僕ら全員が必要だ。
考えてみよう。
1週間に2%ずつレベルアップすることはできるだろうか?
たぶん、誰でもできるはずだ。
ところがこの1週間に2%改善を
1年続けると280%の改善になる。
2年続けると784%の改善。
3年続けると2195%の改善になる!
つまり1週間に2%の改善を続けていれば、
3年で22倍の改善になるということ。
このほんの少しの違いで
勝者と敗者が分かれてしまう。
しかし、この少しの違いを大切にせずに、
大きな違いばかり追いかけていると、
いつまでたっても成長できなくなる。
そして、この傾向はよく見られるものだ。
一気に上手くなりたい。
一気に金持ちになりたい。
一晩で成功したい、有名になりたい。
最初からホームランをかっ飛ばしたい・・・
言葉に出すにせよ、出さないにせよ、
なかなか前に進まない人はこういう事を考えている。
これは意欲的だと思うかもしれないが
実は危険な思考法なのだ。
一気に上手く行く事を考えてはいけない。
何故なら、それはムリだからだ。
大切なのは少しずつ、ステップを踏んで
小さな失敗を繰り返しながら前に進んでいく事だ。
少しずつ、2%ずつ改善するのだ。
そうする事によって、3年後に振り返った時には、
スタートしたところから遥か遠くまで来ていることに気づくだろう。
ほとんどの人はこの3年が待てない。
だから手っ取り早く結果を欲しがる思考法になってしまう。
待つ事が大事だ。
積み上げることが大切だ。
2%ずつ、積み上げることが。
大きな進歩も大事だが、
小さな進歩、小さな改善を大切にしよう。
何故なら、それが違いを生むのだから
-小川忠洋
PS.
時間の使い方は、1日では大きな差をもたらさないが、
1年間で考えると、ものすごい差を生み出す。
時間の使い方はいい習慣を身につけることが大切だ。
http://www.nextleader.jp/the7habits/freebook/
そうだね!小川さん(^^)v
小川様、新年明けましておめでとうございます。
今年も冒頭から、本当に良い気付きを得られる話をありがとうございました!
このメルマガのコピー、内容、レターの長さ、改行の妙、
すべてにおいて、大変に為になります。
今年は、インプット以上に私もアウトプットをしっかり行います。
2%なら、毎日、行動できそうです。
確かに人は、一気に成功したいと考えますね。
だから簡単に稼げる方法に飛びつくんだと思います。
【2%の改善】
小川さんが言うように
1週間に2%の改善を行った場合、
1週間では、60×60×24×7=604800秒
604800×0.02=12096秒
12096秒÷60=201.6分
201.6÷60=3.36時間 となります。
1週間に約3時間を改善の時間に費やす。
これならできそうですね。
3年間続けたとすると、
3.36時間×52週×3年=524.16時間
524.16÷24=21.84日
3年間で約21日。。。。
この21日が、大きな違いを生むんですね。
これをできるか、できないか
日々の小さなことを続けることこそ、
成功への道だということを
再認識させて頂きました。
ありがとうございました。
小川様のコメントは、観念論ではなく具体的で素晴らしい。毎日具体的な一日の目標を立てるというのは秀逸です。その背景にあるのは自己の可能性に対する深い信頼感があります。有難うございました。