ニセより本物を楽しむには？

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おはようございます。
スポーツドクター辻秀一です。

わたしはプロバスケットボールチーム
「東京エクセレンス」というチームの
オーナーという役割も担っています。

ですから、どうしたらより観客がバスケを
楽しみに試合会場に足を運んでくれるか？

会場で一体感を得るためにはどうしたらいいか？
ということも常日頃考えています。

日本ではバスケの試合の時に
無理にアメリカナイズ的なイベントに
しようとやたらに音楽をガンガンに
流していることが多いのが現状です。

しかしながら、本場アメリカNBAでは
バスケの会場でガンガンに音楽が
鳴っているということはまずあり得ません、、、

この間イタリアでもバスケを観ましたが、
音楽などないしチアリーダーもありません。

イタリアも実はバスケが盛んで
国際的にも強いんですよ。

音楽がガンガンに流れていると
バスケ本来のプレイの音が聞こえませんし、
それに選手やスタッフが集中できず
考えられくなってしまいます。

アメリカでもイタリアでも、観客はバスケの
プレイ自体を本当に楽しみにきています。

ドリブルでボールをつく音、シューズが
キュキュッと鳴る音なども含めて楽しんで
いるのがよくわかります。

バスケをこよなく愛するわたしとしては
まさにこの選手の動く音を含めて
楽しんで欲しいと思っています。

それが可能で観客が一体となって
楽しんでもらえることが何かないだろうかと
考え続けていたところ

先日アメリカ・ニューヨークに
行った時にヒントを得ました。

アメリカでストンプを観た時に
拍手や手拍子を使ってお客さんを巻き込み
一体となって大いに盛り上がる
パフォーマスを観ました。

パフォーマーと観客、また観客同士が
一体となり、笑顔で楽しく
とてもいい気分になるのを体感。

わたしは「これだ！」と思いました。
（ストンプというのは身体や身近なものを
打楽器にしてリズムを作りだすパフォーマンス。）

このリズムに合わせた拍手や手拍子が
すごくいいと思います。

実は、拍手や手拍子はする方も
される方も脳にとってもいい効果があるのです。

称賛されて存在価値を感じますし、
一定の早いリズムで強めに手をたたくと
脳がフロー化し気分が良くなってきます。

そんな効果もあるので
観客全体の気分が良くなった時に
良い脳波の一体感がが生まれます。

ぜひこれをやりたいとすごく思っています。

わたしがなぜそこにこだわるかという
もう一つの理由は、応援することが
脳のもう一つの機能「ライフスキル」を
使っていることとなり、フローな
心の状態を創りだすからです。

その状態では例外なく気分がよく、
集中が高まり仕事やスポーツの
パフォーマンスが上がります。

ライフスキル脳は定量的な結果に
こだわっていたり、イライラ焦ったりと
いう状態では機能しません。
その時に、パフォーマンスは下がります。

スポーツなどの文化に触れたり、
応援などをすることで機能する
脳なのです。

わたしがオーナーですから
応援に来られた方みんながフローな
心の状態を体感してもらうことが
目的の一つでもあるのです。

いろいろと他のチームにはない
スポーツドクターならではの工夫を
していきますのでぜひ応援に来てください。

PS.
もし、あなたが仕事の結果にこだわるあまりに
プレッシャーやストレスで苦しんでいるのなら
プレッシャーやストレスに負けないもう一つの脳の
使い方を学んでみませんか？
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