強さと弱さ
From:小川忠洋
小川のジャーナルより、、
自分一人の力で何でもやろうとするのは、強さなのか?
ある高校生に、いい大学から招待が来た。
しかし、学費が高い所だったので、
彼は家族に迷惑がかかるのでは、と悩んでいた。
いとこの伯母さんが学費を負担してくれると言ってきた。
彼は「そんなもんは人に頼ってまでやるもんじゃない」
自分の力でできる範囲でやるものだと言っていた。
高校生にしては立派な言葉のように聞こえるが。
しかし、何でもかんでも自分一人の力で
やろうとするのは決して強さではないのでは?
僕はそういう考え方は、ある種、傲慢でもあると思う。
何故なら、人は自分一人の力でなんて
とてもじゃないが生きて行く事はできないからだ。
人間は、支え合って生きている。
誰もが誰かに頼って生きている。
そのようにして社会はできている。
自分一人の力で何でもやる。
なんて考えは、今までも、自分一人の力で
やってきた。何て言う傲慢な考えではないか。
本当の強さとは、
自分の弱さを認める事。
そして、その弱さを補ってくれる人に
助けを求める力ではないか。
そして、自分の強い部分を
頼って来た人に、助けを差し伸べる事ではないか。
素晴らしい会社は、社長が全能なのではない。
能力の高い人が集まっているから素晴らしいものを
作り出すことができるのではないか。
人は個人で生きているのではない。
社会で生きている。コミュニティで生きている。
社会やコミュニティはお互い支え合ってできている。
怪我をしたら、病院にいって医者に見てもらう。
これは弱さではない。さっさと怪我を治す事は強さだ。
医者に助けを求める事は強さだ。
医者はお金をもらっているから?
本当にそう思う?
人は環境や、状況によって
自分の力ではどうしようもない障害もある。
でも、その障害を克服しなければならない。
一人で克服しようとするよりも、
助けを得て、克服すればいい。
それは弱さではない。
それこそが強さではないか。
-小川忠洋
PS:
あなたに克服したい障害や、達成したい目標があるなら、
ドクター・モルツの助けを得てみては・・・?
http://www.0stresslife.com/zrl/
Whatever you want in your life,just ASK.
小川さんが本の中で紹介しているテッド・ニコラスの言葉、
本当に人生に行き詰まった時や、新しい展開を求める時、
万能の力を発揮する言葉だと思います。
誰も一人では 生きては生けない。
本当にそう感じます。
弱さとは、人(もちろん高い意識の人たちですが)を信頼せよって言うメッゼージなのかと感じます。
自助努力は日々行っておりますが、
何事も個人の力だけでは限界はあります。
当たり前ですが、一人ではマスターマインドは出来ませんね。
努力は続け、眼の前の相手の力に素直に頼ることを素直に出来るように
します。
自分で頑張ってる人は、他人も手を貸してあげたくなるのに、なかなか頼めない人もいますよね。逆に頑張ってない人は、自分では頑張ってるつもりなのでしょうけど、すぐ人を頼って依存する甘えた人もいますよね。頑張って、かつ自分に出来ないところを素直に認めて応援を頼み、してくれた事に感謝して相手を承認する人が、バランスを知った人なのでしょうね。キリスト教だと、「天は自ら助ける人を助く」・・・ということでしょうか。
>自分の力でできる範囲でやるものだと言っていた。
一口に言えるものではないと思う。適度であることが重要だと思う。
私の身近な親戚の長男は、なんでも人に頼る性癖なのか、40過ぎても親に頼っている。いまだに、親のすねをかじって大学いっている。最高のものを求める、とかって。ゆける、ということだけでも既に恵まれているのを、いかに環境がわるかったか、とか悪いとかいって親を落胆させている。
これはひどい例かもしれないが、自分のできる範囲でやる、ということはこの例からみたら、感動的な発言だ。
たとえとして例外を持ち出したが、要は、どのあたりで手をうつか?
基本に感謝が伴う、ことが前提だろう。
今日はハッとさせられました。
いつの間にか人には迷惑をかけられない、自分で出来ることは自分で、人は信用出来ないと頑なになり過ぎて、そういうゆとりをいつの間にか忘れてしまっています。時に自分の限界を理解し受け入れる事も大事な事ですね。
大きなポイントです。個のちからよりみんなの力がタイミングよく発揮できると凄いちからを生みます。座っている80キロの体重の人を40キロの女性4名で両手を組んでひとさし指と中指で左右のわきの下と膝下にそえて80キロの人がふわっと浮いたイメージができたら「はい」と言った瞬間に持ち上げるとスーと上に浮きます。この時のそれぞれの指に加わる力は80割る4で20キロあるかというと
全くそういう感覚はなくほんの1キロあるかどうかという感覚なのです。「あれ?」って言う感じ。人がチームワークよくタイミングよく協力したパワーですね。
時には自分がかっこ悪いところをさらしても皆がまとまるならその方がいい結果を産むならそれで結構だと思ってます。
この4月から社会人となる長男へ是非、このメッセージを読ませてあげたいと思いました。そして母なるこの私も・・・気持ちがふっと和らぎました。是空さんと同じ気持ちなのかもしれません。
助けを求める強さ。一人でできることが”凄い!”と勘違いしていた頃の自分が、時々顔を出します。もっと肩の力を抜いて、助けを求めてもいいのかなぁ…。ふと、そう思いました。