賢者の言葉
From:小川忠洋
大阪のオフィスから、、
ノーベル賞を受賞した、高名な物理学者の
リチャードファインマンが
次のような言葉を残している・・・
「進歩するために最も重要な事は、
疑いの余地を残す事です。。。
疑いの余地がなければ、
進歩する事も学習する事もできません。
学習するためには、問題提起が必要となり、
そのために疑いを持つ事が必要となるのです。
誰もが確実なものを求めますが、
確実なものなど存在しません。
無知なまま生きる事を
恐れているのかもしれませんが、
実際には、「知っている」と
思い込んでるにすぎないのです。
あなたは多くの知識を持っているかもしれませんが、
本当に理解しているものなど、ほとんどありません。
あなたの行動の大部分は不完全な知識に
基づいているのです。世界が存在する目的を
知っているわけでもないでしょう。
実は無知なまま生きる事も可能なのです。」
深い。。。
深いぃぃぃーボタンがあれば
思いっきり押してしまいそうなくらい
深い。
自信を持つ事はとても大切な事だが、
あまりに自信過剰になってしまうと、
それもまた害になる。
自分の知識に完全なる自信を持ったら、
成長の余地がない。新しい事を学習するためには
常に自分の無知さを確認しておかなければいけない。
僕が最近、これを感じるのは
人間関係においてだ。
自分の考えている事が
絶対に正しいと思い込んでる人には
それ以上の成長はない。
それと同時に、
自分の考えが絶対に正しいと
思い込んでいる人は、、、
そして、それを相手に
押し付けようとする人は、、、
相手と共感する事はない。
コミュニケーションの目的は
相手に分かってもらう事、そして、
相手を分かってあげる事。
簡単に言えば、相手と
共感する事に他ならない。
同じ場所にいて、同じ事を感じる事。
どんなに深い知識を身につけたとしても、、
どんなにたくさんの事を知っていたとしても、、、
どんなに自分が正しいと思える時でも、、、
どんなに相手との知識レベルに差を感じたとしても、、、
決して、自分が絶対正しい
なんて思っちゃ行けない。
自分の考えに疑いの余地を
残しておかなければいけない。
自分の意見に、、
そう。自分自身の意見にすら、
疑いの余地を残しておかなければいけない。
そして、相手の立場に立ち、
相手の目線からどんな風に
物事が見えるのか?
感じてみよう。
もしかしたら、
同じ事でも全く違う風景が
見えるかもしれない。。。
相手と同じく、
あなたも不完全な知識を持った
不完全な人間なのだから・・・
-小川忠洋
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学ぶこともできる。
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今回も新しい気づきをありがとうございます。
自分の妻の事を考えるとその通りだと納得します。
結婚して6年付き合いだしてから15年になりますが、まだまだ新しい発見があります。
体型は変わるし、髪型も変わる。味の好みもかわる。
いつも相手に興味をもつには、相手の事を知っているなんて高慢にならないことですね。
いつでも新鮮な気持ちに慣れます。
ありがとうございます。私も、実は何も知らない青少年です。何一つ知らないただの、何でもない青年です。これからもそうかも知れません。
わぁ~ほんとにほんとにそうですね。
漠然と思っていることをいつも明確な言葉で目が覚めるような
気持ちで読ませていただいています。とても勉強になります。
自分が正しいと信じ、主張していた頃を懐かしく思い出しました。確かに、そんな在り方では人と繋がれなかった。共感するとは、相手の世界を理解すること。「あぁ、そんな風に見えていたのか。感じていたのか」とありのままに受け止めること。それをしていると、自分の世界が広がる。。。今は、そんな風に感じています。
言うは易しで本当にこの言葉を理解している近代人は非常に少ないのが現実だと思います。絶対なんてものは、宗教の世界にしかないということを、噛み締めたら、もっと住みやすい世界になると思うんですが。