大阪弁ジョークが通じなくて・・・
from 杉本
これは、
国際的な宅配サービス会社のロゴですね。
ロゴのデザイナーである、
リンドン・リーダー氏によれば、
「スピード」「正確性」などのメッセージを、
ロゴに埋め込んだそうです。
それでは、
ここで質問です。
このロゴの中に、
隠されている何かが見えますか?
答えは???
矢印です。
→が、
どこかに見えますか?
ロゴの文字だけにとらわれず、
余白に注目すれば、
すぐに見えてきます。
EとXの間の余白に、
着目してみましょう。
このように、
従来の意識で見ている部分だけに、
とらわれるのではなく、
別の視点から見ると、
対象物は、
異なる顔をしていることが多いのです。
私には、
視点を変えることで、
救われた経験があります。
それは私の、
講師デビューのときのこと。
参加者は、
全員はじめての参加で、
見知らぬ者同士。
私は初めての登壇で、
ガチガチな状態。
ですから、
すごく堅苦しい雰囲気が、
漂っていたのだと思います。
私は当然、
その堅苦しい雰囲気をやわらげようと、
さかんにジョークを飛ばしたのですが、
これがすべて空振り。
冷や汗をかくばかりです。
窮地に、
おちいってしまいました。
私はそのとき、
自分が何かすることしか、
考えていなかったのです。
視点が固定している状態を、
変えなければなりませんでした。
そのとき、
後ろのグループに、
勝手に、
楽しそうに話している人々が、
目に飛び込んできました。
それでひらめいたのです。
視点を、
自分が話す方から、
参加者が話す方に移せばよいと。
参加者同士で、
自己紹介しあえばよいと
気づいたのです。
「隣にいる人は、
一体誰なんだ?」
と言う疑問が解けて、
みんな安心した表情が、
現れてきました。
また、話すことで、
緊張もほぐれたのでしょうね。
あれだけ受けなかった、
私のジョークも、
ぼちぼち受け始めました。
自分の立場からではなく、
参加者の立場に立って考えると、
解決策が見えて来たのでした。
「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
新しい目を持つことなのだ。」
マルセル・プルースト(仏 小説家)
視点を変え、
見方を変えれば、
新たな発見をすることができます。
困ったときには、
違う視点から関心を持ち、
自分の周囲を、
見直してみましょう。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
困ったときに、自分を救う方法に付いては、
モルツ博士からもたくさん学びました。
http://www.0stresslife.com/zrl/
「新しい目を持つ」。。。衝撃ですが、その通りですね!
私もいつも視点が「自分が(~しなければ)」だったので、少しずつ実践していくようにします。
同僚と何時もは仕事の話しかしないので、面白い人かわからなかったのですが、飲み会で趣味の話をしたら、昆虫が趣味の方々の間ではかなり有名な人だとわかりビックリ!昆虫の話をしだしたら面白い話が出るわでるわ。同じ人間とは思えませんでした。
視点を変えるとまったく違う世界が見えますね。
「発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
新しい目を持つことなのだ。」
マルセル・プルースト(仏 小説家)
と、言うことは・・・
相手に変わることを要求せず、自分が変われば相手も変わるかも知れないと言う事ですね。
人のことで悩んでいる時間があったら、自分が良い方向に変わるように努力したいと思います。
ありがとうございました。
Facebookでシェアさせていただきましたが、ブログでもご紹介させていただきたいと思います。
困った時は、リラックスして、周りを大きく見渡します。ありがとうございました。