結果とプロセス
From:小川忠洋
大阪のスタバから、、、
先日の朝、社内メモを書いていると、
ある人物が、青い顔をして、作業中のおれを見ている…
ん?なんだ?集中してんだけど。
と思いながらも何かあったのかな、、、
と思い、ヘッドフォンを外して
「どうしました?」
すると彼は、雑誌を手にして
「すいません・・・」
は?何だろうと思って見てみると、
持ってた雑誌はプレジデント。
実は雑誌媒体のテストマーケティングとして
書籍販売の広告を出していた。
「おお!今日から広告でるんだよね。
いいね!どんな感じか見てみよう…」
と見せてもらうと…
おお!ナイスレイアウトでいい感じじゃないか。
ぶっちゃけデビュー作としてはかなりいい感じじゃないか。
流石だと思った。コピーだけじゃなく
レイアウトも上手いじゃんか。。。と。
おお!なるほど。。
いいねぇ~~
おや、、、
え?
何!!!!
お電話は、、
へ、へ、へ、
平日除く9-20時!???
Sさんが青い顔して月曜の朝から
こちらに来てたのは、これだった。。。
土日祝除く、、、のはずが、
平日除く、、、となってしまっている…
がびーーーん!!
Sさんは、本当に申し訳ありません。
と、言っていたが、、、
もう出ちゃったもんは仕方ない。
どれだけ怒っても、記事が変わるわけじゃないし。
こういう時は、
笑うしかないわ。
わっはっは!!!
わっはっは!!!
わっはっは!!!号泣(T_T)
そういうワケで彼には
とっておきの罰ゲームを味わってもらおうと企画中だ。
さて、そんな話はどうでもよく。
この点から何が学べるか?
という事に注目したい。
こういったミスは彼に限った事ではなく、
誰もでやることだから、確率の問題で仕方ない。
起こった事に対して、とやかく言っても
起こった結果は変わらない。
しかし、それを起こす事になった
プロセスは改善できる。
事実、今回は慣れない雑誌広告
という事で、確認のためのチェックリストなどがなかった。
だから、ミスってしまったわけだ。
なので、早速Sさんには、
その対策として、当日中に
雑誌広告のチェックリストを作ってもらった。
これで次回から、このチェックリストを使うことで
雑誌広告のミスがなくなるだろう。
なので、プロセスが改善できたって考えれば、
もしかしたら、最初にこういう事が起きてよかったのかもしれない。。。
重要なのは、次回から
こういうチェックリストをきちんと使う事だ。
ここの「規律」がとても大切だ。
ミスをする事自体は避けられない。
だから、それに対しては、自分はあまり怒るという事はない。
しかし、そのミスを避ける努力を怠る事は許せない。
めんどうだからって言って
チェックリストを飛ばしたり、
本来あるべきプロセスに従わない方が
よっぽど悪い事である。
確かに金銭的なマイナスなどはない。
チェックリストを使わなくても、きちんとできれば
それで、問題ない。
しかし、それは違う。
より良い仕事をしようとする努力というか
姿勢の問題だ。
そういった姿勢で結果が悪かったなら、これは仕方ない。
次回、がんばるしかない。
しかし、そういった姿勢がなく結果が悪かったなら
次回は存在しない。何回やってもダメな奴はダメだ。
何が言いたいかというと、
結果そのものは、辻秀一さんの言うように
マルチ・ファクトリアルだからコントロールできない。
しかし、それに至るプロセスはコントロールできる。
自分の意識や意志の力でコントロールできる。
だからこそ、
その点の「規律」が大切なのだ。
プロセスしかコントロールできない。
だからプロセスをしっかりとベストを尽くす。
結果がどうであれ、長い目で見て、それが
大切ではないだろうか。。。
ー小川忠洋
PS.
より良い仕事をするための
姿勢や習慣を身につけるには、
このプログラムもおススメだ!
http://www.nextleader.jp/the7habits/movie/
他人のミスが「許せない!」自分が「許せない!」状態の時に、この記事を見つけました。
自分の中に燻りづつけていた案に、後押しをもらった気持ちになりました。
明日は上司に掛け合ってみます。
ありがとうございました。
ユニークなメルマガでした(笑)
しかしながら どうでしょうか?
Sさんのみのヒューマンエラーとは、僕は思えません。
広告を掲載する側や出版社側にも大きな間違いがあると思います。
広告の構成や内容をチェックしていない。
顧客の管理が出来ていない。
間違いと言うのは独りで起こるものでは無いと言うことです。
広告掲載に至るまでの過程において、
出版を前提としているのですが、
小川さんを含め 何人の人が関わっていますか?
チェック項目やチェック関わる人数は多いほどリスクは少なくなると思います。
工場など生産業務では当たり前のことです。
作る担当者
それを管理する物や者
と、言うことだと思います。
週末は忙しくなりそうですね。
私はすでに書籍を手にいれているので、お電話しませんけどね。(^_^;)