普通って何？

Posted by admin in 辻, 辻　フロー On 9月 10, 2013

おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。

わたしたちは今までの経験に
基づき意味を付けて行動してきました。

正しい、間違っている
好きや嫌い、
うっとおしい、面倒くさい
などなど、、、

さまざまな意味を付けては
心のとらわれを生じて生きています。

そのとらわれの１つに
「普通」があります。

とらわれの高い人ほど
「普通ないよね！」とよく会話します。

それはどういうことでしょうか？

あなたが経験してきた「普通」
という概念を形成し、その中で
居心地良く生きているからでは
ないでしょうか。

しかし、その「普通」はあなたが
創り出したあなた独自の「普通」
であることを知らねばなりません。

世の中には万国共通の「普通」など
という絶対的なものはなく、

その「普通」はすべて自分の
経験に基づき認知脳によって
形成された概念でしかありません。

「普通」に近い言葉で「常識」
というのもあります。

「常識的に見て！」と
人はすぐに話したり判断しますが、
「常識」も過去の経験や環境に
よって形成された１つの概念に
すぎないのです。

「常識」はこの認知社会で生きる
ためには極めて重要な概念です。

しかし、思考でいうと自分の
「常識」や「普通」にとらわれてしまい、

自分の思考や行動のパターンが
固定化してしまい、その中でしか
生きられないというリスクを負うのです。

「普通」が悪いのではなく、
「普通」は自分が創り出した
ただの妄想だということも知って
いなければなりません。

みんながそうしているから
それが「普通」でそれがいいんだ。
と思い込んでしまいがちですが
本質を見ない場合が多いです。

なぜ、その「普通」がいいのでしょうか？
そこを考えて欲しいと思います。

「普通」にとらわれ、さまざまな
可能性やチャンスに気づくことなく
生きてしまうことになるからです。

「普通」の中に生きている限りは、
変わりたくても変わることは
できなくなるのです。

「普通」など実はどこにも
存在するのではなく、
居心地のいい「普通」の中で
生きているのが自分を含めた
人なのだとまず知ってほしいと思います。

それを知ることによって、
あなたもそうではないかと
気づくことができれば少しずつ
「普通」の枠組みを崩すことに
繋がっていくことでしょう。

PS.
もし、あなたが「普通あり得ない」などと
よく口にすることがあるなら、「普通」の
枠組みとられて思考を狭くしている可能性があります。
Dr.辻が枠組みを外す思考法をビデオで公開しています。
http://123direct.info/tracking/af/368691/x5V7yb85/

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