ワニに食べられたゴルファー

Posted by admin in 成功するために, 目標達成, 習慣 On 9月 11, 2013

「途中で分かれた友達がまだ戻ってないんだが・・・」

「どの辺りで、別れたんですか？」

「７番ホールで、彼が池ポチャをやっちゃってね。そこで別れたんだよ。」

「池に入ったんですか！」

出張で、フロリダのマイアミ本社に来ていたときに、
地元で大騒ぎになったニュースです。

ハーフラウンドが終わって、
みんなはクラブハウスに戻って来ましたが、
その友達は、まだ戻っていませんでした。

クラブハウスのスタッフと一緒に、
7番ホールの池に行って見ると、
大きなワニがひそんでいたのです。

フロリダ州の多くは湿地帯です。
水のある所は、沼から川へ、川から運河へ、
ほとんど、どこへでも、つながっています。

発情期になると、ワニは沼から出て、
いろんな所に相手を捜しに出かけます。

その池にも、
ワニが泳ぎついていたのでした。

そのワニが、
同僚を食べたのです。

フロリダでは、人通りのある、道ばたの川でワニを見かけることがある。

水の近くには、どこでも、
「遊泳禁止」とか「ワニ出ます」などの看板があります。
その池にもありました。

彼は地元の人間ですが、油断していました。

これは趣味の悪い冗談ではありません。
本当にあった話です。それ以来、私はその同僚と
会う事ができていません。

怖い話です。

こんなに怖い話は、日本にはあまりないでしょう。
私たちのまわりには、本物のワニはいませんから・・・

しかし、それと同じぐらいの危険がひそんでいると、
私は、強く感じています。

それは、私たちの輝ける将来を奪ってしまう、
「先延ばし」というワニです。

「今日、明日やらなくても大丈夫。」
「今は忙しいけど、時間ができたら始めよう。」
という、私たちの心にひそむワニです。

良書を読む。
運動をする。
子供に本を読んであげる。

これらの事は、やればいい結果がでる
と分かっていても、ついつい
「明日からでいいか・・・」
と先延ばししてしまいます。

自分の将来に影響を及ぼす何かを、
１つだけ、毎日実践しましょう。

毎日実践することが、習慣になったら、
次の、何か別の１つに着手しましょう。

習慣になるとは、
意識（顕在意識）から無意識（潜在意識）へ、
バトンタッチされることです。

顕在意識でやるということは、
「今からやるぞ。」と、自分が意識してやることですから、
ちょっとのがんばりが必要です。

しかし、毎日実践すると、
早ければ、3週間程度で、
潜在意識へ落とし込まれ、
それをやることが、生活パターンの一部になってしまいます。

潜在意識へ、良い習慣を落とし込めば落とし込むほど、
私たちは、なりたい自分に近づいていきます。

自分の将来を築いていく何かを、
１つずつ、習慣にしてしまいましょう。

あなたにとって、いつかやろうと思っている
何か１つとは、何ですか？

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋（すぎもと　しげひろ）

PS.
良い習慣を身につけるためにこのプログラムも役立ちますよ。
http://www.0stresslife.com/zrl/