悪い緊張の対処法
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
わたしたちはなぜ、
緊張するのでしょうか?
そして、
緊張は良いものでしょうか?
それとも悪いものでしょうか?
例えば、
わたしのプロバスケットボールの
チームの選手に
「お前はパスミスが多いからな」
「今日は大事な試合だからパスミスするなよ」
「絶対負けられないからパスミスするなよ」
というと
確実にこの選手はパスミスを
連発します。
なぜかというと、
・うまくいかないとやばい、、、
・失敗したらどうしよう、、、
・ヘマをしたら恥ずかしい、、、
などといった
不安、恐怖、心配などの感情が
生まれて支配されてしまうからです。
このことが
頭にベッタリとこびりつき
ボールを持った瞬間、
緊張して萎縮してしまいます。
その選手は素人ではないので
普通の人からすると段違いに
うまいのですが、そんな人でさえ
そうなります。
あなたもそんな経験ないでしょうか?
そもそも緊張する場面が
どういう場面かというと、
普段の自分の意識レベルを超えたことに
遭遇した時ではないでしょうか。
では、緊張は全て悪いでしょうか?
というと、
そうとばかりも言えません。
適度な緊張感がある方が
全く緊張感がない時よりも
集中が高まるので良い結果が
出ることが多いでしょう。
難しいのは、
この適度な緊張と過度な緊張の差です。
この微妙な差に人は行ったり来たり
してしまうのです。
それはいつも大舞台を経験し
大記録を打ち立てている
イチロー選手でさえ特別ではありません。
しかし、
彼が特別なことは、過度な緊張感に
襲われてもいつもと同じプレイが
できるトレーニングをしている
ということです。
緊張感を意図的にコントロール
方法は大きく2つあります。
1つ、この状況を自分なら超えられる
という「経験を増やす」こと。
次に
いつでも余裕を生み出せる
メンタルマネージメントを
スキル化すること。
わたしはこの2つを
合わせてトレーニングすることが
効果があると思っていますが、
ほとんどの人は緊張をマネジメント
する術を知りません。
あなたは緊張した時には
どう対処していますか?
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「今、私は緊張している」と自分に言います。緊張していることに気付けば、状態を変えられる。自分が緊張していることに気付かないと、てんぱったまま突っ走ってしまうので(笑)