「ゆっくり」と「怠慢」は同じ意味か?
おはようございます!
マット・フューリーです。
先日お送りした
「やる事が増えて時間がなくなるワケ」に、
多くのコメントが寄せられました。
たくさんのコメント、ありがとうございます。
多くの方々から、ためになるアドバイスだと言って頂き、
大変嬉しく思っています。
その時のメールを読みそこねた方は、
「やる事が増えて時間がなくなるワケ」で
読んでください
さて、今日はその中の1つのコメントに、
返事をしたいと思います。
(訳注:英語圏の読者が
マットのブログに投稿したコメントです。)
***
ストレスやプレッシャー、不安を和らげるのに
素晴らしい考え方ですね。
しかし、別の面(陽!)もまた
真実だと私は思います。
「ゆっくり」するのは、
ただの「先延ばし」ではないでしょうか?
「明日しよう」だって、
怠慢を正当化しただけではないでしょうか?
「今すぐやる」は
そんなに悪い考えでしょうか?
中国が経済的成長を遂げているのは、
「せっかちで心配性の西洋人」流の
進歩への強い信念を中国も
採り入れたからではないでしょうか?
スティーブより
***
やあ、スティーブ。
僕も「今すぐやる」のは正しいと信じているよ。
それに、中国にいる
マッサージ師の人や、
レストランの接客係の人も
そう思っているよ。
ただ彼らは焦って
ストレスを溜めた状態で
それをしないだけなんだ。
彼らは不安を抱えながら、
それをするのではなく、
単にそれをするんだ。
ある状況では、ゆっくりやっている人は
明らかに怠けているのだろう。
しかし、「慢(マーン)」の本当の意味は、
ただの「ゆっくり」ではないんだ。
そこには「リラックスして」という意味も
含まれているんだ。
僕自身、さっさと済ませる物事だってあるよ。
でも、
スピードに関係なく、
常にリラックスした気持ちで
臨むように意識しているんだ。
みんなからよく訊かれるよ、
「どうやってマットは毎日そんなに
たくさんの事をやり遂げているのか?」 って。
僕の返事はこうだ。
「大した事はしてない。
ただ、毎日いくつかの事に
焦点を合わせているだけだ」
それが5~6つの日もあれば、
7つ以上の日もある。
でも、僕は達成した事をベースに
1日を判断しているわけではないんだ。
僕は、自分がそれをしている間、
どう感じていたかをベースに
1日を判断しているんだ。
もし、1日の終わりに、
ストレスを感じていて、
疲れきっているなら、
僕はバランスが崩れている、
という事だろう。
でも、お蔭様で、僕には
ストレスを感じているとか、
バランスが崩れている日は
ほとんどないんだ。
君は、中国がせっかちで
心配するようになったから発展した、
と考えているようだけど、
僕はそうとは思わない。
中国は、政府がついに人々に
(毛沢東時代では許されなかった)
お金を稼ぐ自由を
与えたから発展した、と僕は考えている。
そして、人々の心の中で自然に湧き起こる、
より良い人生を送りたいという願望や熱意が、
中国の成長を加速化させているのだろう。
では、中国人は皆、冷静で
リラックスしていているか?
――いや、多くの人々がそうじゃない。
中国には怠け者がいないのか?
――もちろん、いる。
同じ事がアメリカ合衆国に
ついても言えるんだ。
アメリカ合衆国にも、
日々を静かにリラックスして送っている、
多くの事を成就させた人々がいる。
つまり、私があのメルマガで言いたかったのは、
文化的に中国人の時間に対する感覚は、
西洋人のそれとはかなり違う、ということだ。
深呼吸して、リラックスした中で行動しよう。
そうすれば、短時間で多くの物事を
達成できるようになるだろう
――やっている最中を楽しみながら。
マット・フューリー
PS.
Drモルツの
自分を変えるイメージプログラムで
セルフイメージを変え、
リラックスして成功しましょう。
http://www.0stresslife.com/zrl/
マーンとは、丁寧にそれをすること、だと理解しました。
リラックスした状態で、丁寧にそれをする。別の言葉だと、”集中”とも言うのでしょうね。
集中している時、夢中になってます。
リラックスして、集中して、そのこと自体を楽しみながら♪