機敏に、しかし慌てるな
おはようございます!
マット・フューリーです。
スピードに関するコメントが
続々と私の元に寄せられています。
今日は、名言を2つ、ご紹介しましょう。
「機敏に、しかし慌てるな」
――ジョン・ウッデン
(バスケットの名コーチ)
「ペースを落とさず、はやる気持ちを落とせ」
――ボブ・プロクター
(自己啓発のメンター)
***
あまりにも多くの人々が、
私のセミナーに出席して
新しいアイデアを大量に浴びた後、
混乱するか、またはバランスを
崩しているのに、いつも驚愕しています。
数年前のことですが、
私はある集団に向けて
こう言ったことがあります。
「あなたが押しつぶされそうだと感じた時、
そこには単純な理由がある。
あなたは、情報を取り込んでばかりいて、
その情報で”何もしていない”からだ。
何事もバランスが重要だ。
学んだら――実行する。
もっと学んだら――さらに実行する。
頭に入れた事を実行して始めて、
会得した事になるのだ」
上記は、多くの人々にとって、
全く馴染みのない考え方でした。
彼らは、「学ぶ」と「する」は
同じ事だと思っていたのです。
そこには、何かを生み出す、
という想像的な概念がありません。
しかし、創作に関わる人々は、
理解しています
――それを使って応用して初めて、
それを「知っている」と言えるのだ、と。
「知っている」と思っているものを
暗唱したところで、
それが使えるという証明には
ならないのです。
そこには大きな違いがあります。
学校では、暗記や
暗唱をして勉強しますが、
それも「学んだ」とは言えません。
自分の頭で考えた、とも言えません。
何故なら、思考は自問自答を伴うからです。
それに、学んだ事の実行も伴うからです。
***
あるセミナーで、私がどうやって
ハウツーものの本を読んでいるのか
(ハウツーもののコースを受講しているのか)
についての話をしたことがあります。
その方法に聴衆は皆、
衝撃を受けていました
(彼らのびっくりした顔が
未だに忘れられません)。
私の方法はこうです:
第1章を読むと、本を閉じて
実行にかかります。
それから次の章を読み、
そしてまた読むのを中断して
実行します。
いたって単純な方法ですが、そこに
私を急かすものは何もありません。
しかし驚く事にとても
機敏にできるのです。
一方で、本を最後まで読んで
何もしない人は、
ただ圧倒されるばかりです。
彼らは本を急いで読み――何も得ません。
ここで誤解しないでほしいのですが、
私は速読術に反対だと
言っているのではありません。
速読術は、とても重要な
スキルだと信じています。
しかし、たとえ速く読めたとしても、
大事なのはリラックスして
集中できているか、です。
例えば、読みながら深呼吸できますか?
これができれば、速読できている証拠です
――急いで読もうと意識していないのに。
***
焦りは禁物、「急がば回れ」です。
リラックスがスピードを生むのです。
リラックスして呼吸をすれば、
ゆっくり急ぐ事ができて、
より早く到達できるのです。
最後に、
このメッセージが
圧倒させる内容だと感じたならば、
今すぐ立ち上がって行動に移しましょう。
機敏に、しかし慌てるな!
マット・フューリー
PS.
Drモルツの
「自分を変えるイメージプログラム」をする場合は、
単に目を通すだけではいけません。
実行に移しましょう。
実行するのとしないのでは、大きく違ってきます。
http://www.0stresslife.com/zrl/