メンタルイメージを変える
やるべきことの多さに圧倒されそうなとき
今度、「やるべきこと」の多さに怯えそうになったら、次のことをじっくり考えてください。
a . 一度に一つのことに集中すれば、よりたくさんのことより早くやり終えることができる。
ここで手術医を想像してください。彼は一日中手術を一つずつこなします。最初の手術をしているときに次の手術のことを考えたりしません。もしそんなことをすれば、今やっている手術をやり損なうからです。
b. 「全部」終わらせないといけないというプレッシャーを感じたら、あなたの首と肩甲骨のあたりに意識をもっていってください。ここには罠があります。たくさんのストレスや不安が溜まっている部位なのです。
では、そのストレスや不安を解放してあげる時間をとりましょう。
英語に ”get the monkeys off the back” というフレーズがありますが、これを直訳すると「背中に乗った猿を降ろす」となりますが、「困難な問題を克服する」という意味です。あなたも人が「厄介な問題を克服しないといけない」と言っているのを聞いたことがあるでしょう。
一度に一つのことに集中すれば、背中に乗ったこれらの悪い猿を取り除くことができます。プレッシャーを少しでも感じ始めたら、それに気づいて、深呼吸をして、首の上部と背中に意識を集中させてください。
猿がいないかどうか感じてください。
もし一匹でも見つけたら、メンタルピクチャーを変えて、奴らを背中から落としてください。
猿たちはあなたを確実にスローダウンさせています。
奴らのせいで速く動けなくなります。物事を済ませるためにちっとも役に立っていません。
物事を終わらせる一番の方法は始める前にしなければいけないことをリストアップすることです。それから数分間深く呼吸してリラックスするのです。自分が一番目のことをやり終えているところを見てください。それから次のことをしている自分を見てください。
プレッシャーやストレスを全く感じずにこれらを全部やり終えている自分をイメージしてください。もちろん猿は一匹もいません。
リストの一番目のことを済ませたら、パソコンのスクリーンを一度クリアにしてください。
頭の中を空っぽにしてください。区切りをつけるのです。
それから二番目のことをやり終える様子をイメージしてください。集中とフォーカスです。そしていざ仕事に取り掛かります。
確かに、物事をたくさんこなすには三つくらい同時にさばいたほうが良いと考えるかもしれません。
やらなければいけないことに圧倒されて、忙殺されているほうが毎日の「トゥー・ドゥー・リスト」に思いを巡らせるには良いと考えるかもしれません。
しかし私はそうは思いません。
背中の上に乗っかった悪い猿たちをすべてビジュアライゼーションしてください。そしてそれが全部消えてなくなるところをイメージしてください。完全に集中してリラックスしている自分をイメージしてください。
これが今日の私からあなたへの課題です。
困惑して頭をかくのはやめましょう。リラックスして、笑って、呼吸して、集中してください。
これを今からする仕事をする前にしてください。その次の仕事に取り掛かるときもしてください。落ち着いてリラックスした精神状態でいくつの仕事を手早く片づけることができるかみてください。
あなたも結果に驚くこと間違いなしです。
マット・フューリー
**今日のフィードバック**
小冊子をドクターモルツライブDVDを観てとても感動いたしました。今までの自分が自分でブレーキをかけていた事がわかりとても感謝しております。 以前、誰の話だか忘れましたが「人は自分が思っているとおりに生きて いる」と言う意味がわかりませんでしたが、このDVDを観てわかりました!セルフイメージの事だったんだと。 DVDを観てからは心が軽くなり、前進しようとするエネルギーが沸いてくるようです。
本当にありがとうございます。
平井さん
ありがとうございます^^