マシュマロは食べるな

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From:小川忠洋
大阪のスタバから、、、

『マシュマロは食べるな』
と言うのはある本のタイトルなんだけど、
この本ではある実験が紹介されている。

その実験とは、小さい子供にマシュマロを
あげる。でも、スグに食べてはいけない。
食べずに何分か待ったら
マシュマロがもう一個もらえる。
スグに食べたら終了。

で、子供たちの反応をとった実験だ。
もちろん、スグにマシュマロを食べちゃう子も
いれば、がまんして食べない子もいる。

面白いのがその二人の違いだ。

その二人をその何十年か後に再び調査した。

すると、マシュマロを我慢していた子供は、
マシュマロをスグに食べちゃった
子供に比べてあらゆる面で
（仕事、収入、人間関係、家族関係）
はるかに上手く行っていたという…

つまり、簡単に言うと、
・マシュマロを食べなかった子は成功してて
・マシュマロを食べちゃった子は成功してなかった
と言う事。

これはとても貴重な教訓になる。

と言うと僕らは“インスタント時代”に
生きているからだ。

“インスタント時代”とは、
全てがインスタントに手に入る時代の事。

インスタントラーメンから始まり、
インスタントコーヒー、インスタントキャッシュ。
脂肪吸引のようなインスタントダイエットすらある。

何もかもが今すぐ手に入らないと
我慢できないのが
僕たち現代人なのだ。
あなたもそうじゃない？

何かを買ったらすぐに結果が得られないと
満足できなくない？

スグに結果がほしい。
注文したらスグに商品が届いて欲しい。
スグに高い収入がほしい。

それがとても大きな危険をはらんでいる
と言うことをこの『マシュマロの法則』は
教えてくれている。

つまり、スグに結果を求めるメンタリティ、
マインドセットは長期的にみると
何もかもうまくいかなく
なる要素をはらんでいると言う事。

『５年間かけて自分のスキルを磨いて一流になる』
と言う目標を立てる人よりも、
『今年中に１億円かせぐ』
と言う目標を立てる人の方が圧倒的に多い。

この二人を見ていたらどちらが成功するかは
今から見えているようなもの。
後者は毎年同じような目標を立てるだろう。
前者は５年間ブレない。

これは結果を今すぐ欲しがるのか？
５年間待てるのか？の違いだ。

５年間も同じことに集中していれば
たいていの分野である程度のレベルには
達することができる。

他人を見て焦ってはいけない。
成功している人は、みなあっという間に
成功したように見えるが実際はそうではない。

ほとんどの人は下積み時代というか、
上手くいかなくて苦労している
時代が何年もある。

しかしその何年もの間、
結果を待ち続けてきたから
今、成功しているのだ。

成功している人を見るなら、
その人のいまの姿を見るよりも、
その人が成功するまでに何をしてきたか
を見る方がはるかに勉強になるだろう。

焦らず着実に。
結果を待とう。

-小川忠洋

ＰＳ．
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