自信と自信過剰、意気込みと過剰な意気込み
情熱が危険な理由
おはようございます。
マット・フューリーです。
私が昔、カリフォルニアんに住んでいたときのことです。
「鹿を逐うものは山を見ず」ということわざが広まったことがありました。
「一つのことに熱中すると他のことを顧みる余裕がなくなる」という意味ですが、ビジネスマンにはとても大切なことわざですね。
突然思いついたアイディアに興奮して周りがみえなくなって、気がついたらバカな決断をしてしまったなんてことがありませんか?
よくある話だと思います。
昔、NFLのトレーナーを27年間務めた友人のキム・ウッドがこんな話をしていました。
「攻撃前の動物は臆病なくらい慎重になる」
全速力の時速110kmで猛然と鹿を追いかけているチーターを想像してみてください。
全然臆病に見えません。
でも全速力で走りだす前に、チーターは遠くまでよく見渡して、慎重に、そして静かにゆっくりと獲物に忍び寄るんです。
食べたくなったらすぐに走り出すほどチーターも単純じゃないんですね。
このチーターのように大事なのは慎重さと大胆さのバランスなんです。情熱だけではダメなんです。
自信についても同じことが言えます。
自信を持っている人と自信過剰な人がいるのと同じで、意気込みにも過剰な意気込みがあります。
逆に、意気込みがなさすぎる人や自信がなさすぎる人もいます。
一生懸命頑張っている人のほとんどが「なさすぎる」人たちだと思います。
こういう人たちは情熱を抑える必要はもちろんありません。むしろ、もっと情熱や自信を爆発させたほうがいいでしょう。
ちょっとここで注意ですが、あなたのビジネスやこれからの計画に対する情熱は成功するのに不可欠です。
情熱がなければ、大きなことは達成できません。エマーソンがかつて言っていたように、「情熱なくして偉大な功績は成り立たず」なんです。
でも、ここが肝心なポイントですが、意気込みや情熱が勝ち過ぎたり、自信過剰になったり、ポジティブになりすぎると、危険信号がピカピカし始めるのです。
成功するか失敗するかの鍵はバランスが握ってます。あなたを成功に導くかあなたに害を及ぼすか、問題なのはバランスなんです。
また昔の話になりますが、カンフーを極める修行をしていたときに、師のダニエル・ウォングが私にこんなことを言ってくれました。
「力が入りすぎるとそれは弱みに変わる」
全くその通りなんです。ちなみに、私はカンフーの世界タイトルを持っています。
これは武道の世界だけの話でしょうか?
違いますね。世の中のあらゆることに当てはまる言葉です。
あらゆる美徳にも通じます。愛にさえも。
愛にも盲点はあるのです。
ーマット・フューリー
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**今日のフィードバック**
みなさんが抱いている感想には、まだ到達していませんが、自己啓発・サイコサイバネティクスに賭けてみようと思います。いままで人生を遠回りしてきた分、焦らず 真摯に取り組みます。
田中さん
ありがとうございます^^
昔は分からなかったけれど、これは何となく分かるような気がします!