一生懸命なだけでは成功できない理由とは
おはようございます。マット・フューリーです。
成功の秘訣は一生懸命さだと誰もが口をそろえて言います。でも、このアドバイスでは全然やる気もでないし、私に言わせれば、こんなのはウソです。
これは一体どういうことでしょうか?
私のお気に入りの映画に、ビル・マーレイやテッド・ナイトらが出演している「ボールズ・ボールズ」という名作のゴルフ映画があります。
その映画の中でビル・マーレイが花壇で想像上のゴルフをしていて、ボールを打つかわりに花びらを叩きつぶし、「ボールは穴の中にある」と叫ぶシーンがあります。
私はこの「ボールは穴の中にある」というセリフが好きで、ビリヤードをするときにもこのセリフを使うことがあります。昨日も何人かの友人たちと一緒にビリヤードをしました。
私はあまり上手でないのですが、ショットを打つ前に玉が穴に入るところをイメージしてから打つと、練習していない私でもかなり上手にできるので、楽しんでプレイできます。
確かあれは3度目のゲームのときです。私は1ショットで玉を3つ同時に沈めるところをイメージしました。それもかなり具体的に。
さらに私は友人に「今から1ショットで同時に3つ入れるから見とけよ」と言いました。
彼は私のほうを見て笑いました。
私が手玉を突くと、、、
1つ、2つ、イエス!
本当に玉が3つポケットに入ったんです。
興奮しすぎて、「見たろ、できるって言ったじゃないか」と叫びながら、飛んだり跳ねたりしてしまいました。
もう一度念のために言いますが、私はビリヤードのプロではありません。
でも、これだけは言えます。少なくとも昨日の私の成績は、いつもより5割増しでした。
私だけでなく一緒にプレイしていた相手の腕も上がっていました。
この話は、すべては頭の中のイメージから始まるということを物語っています。
そうです。成功の秘訣は一生懸命さではないのです。
そして、一生懸命やれば成功するといったアドバイスをよく口にするのが、自分は一生懸命やらずに大成功した人なのです。
しかし実は、成功した人は一生懸命やったのではなく、練習をしっかりしているのです。彼らはよく時間が経つのも忘れて練習にしています。
「自分は一生懸命やっている」という感覚なんてありません。好きこそ物の上手なれとは彼らのことを言っているのです。
一生懸命しないといけないなんて気持ちでは何をしても長続きしません。
逆に「さあ今から練習しよう」という気持ちで取り組む人ははるかに良い結果を出しています。
どんな分野でどんなレベルを目指しても、結果を出し続けるための秘訣は練習以外にありません。
一生懸命さではありません。練習量が増すほど結果もそれに伴うのです。
そして技能が上達すればするほど一生懸命にならなくてもできるようになります。練習が楽になり、もっと楽しめるようになります。
そうなったときに初めて本当に何かを好きになったと言えます。逆に、つまらない、退屈だと言いながら一生懸命になっているうちは何かをしていても全然楽しくないはずです。
今日からは何かを始める前にいつもと違うことをしましょう。やらなければいけない大変な仕事を恐れるのではなく、私が玉を3つ同時に決めたときと同じことをするのです。
まず、これからしないといけないことをイメージしてやっているふりをします。そしてその仕事を見事にこなしている自分をビジュアライゼーションします。
自信と情熱を持って練習を楽しんでいる自分がイメージできましたか?
毎日の仕事に取り掛かる前にメンタルイメージを作る練習をしてください。それから実際に体を動かして取り組みます。
こうすれば、長い間出していなかった最高の結果が間違いなく期待できます。
立ち上がれ!
マット・フューリー
PS.
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**今日のフィードバック**
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長谷川さん
ありがとうございます^^