『速読』:推奨?反対?あなたは・・・?
From:小川忠洋
品川のスタバより、、、
「小川さんは速読を推奨しますか?
それとも反対ですか?」
というような質問をもらったことがある。
えー、まあ。
僕は正直どっちでもない。
速読はできた方がいいとは思う。
が、、、僕はできない。
なかなかできるようにならないのだ。
だから、速読のある世界を知らない。
なので、僕が速読について語る事は無理だ。
しかし、大切なのは、
ビジネスでの成功にせよ何にせよ、
自分のゴールにたどり着くために、
必ずしも速読が必要か?と聞かれれば、
必要ないと答えられる。
成功している人がみんな速読してるか?
と言われればそんな事はない。大切なのは
その人が本をどれくらいのスピードで
読んでいるか?ではない。
大切なのは、成功した人は、あるいは、
自分の目標としている事を
すでに達成している先輩は、
「何を読んでいるか?」という事。
どんなケースでもコレは言える。
「何をするか?」は「どうやってやるか?」
よりもよっぽど重要なテーマだ。
これは、ビジネスでも私生活でもいえる。
「誰と結婚するか?」は
「どうやってプロポーズするか?」
よりもよっぽど重要だと思わない?
同じように「何を売るか?」は
「どうやって売るか?」よりも
よっぽど大切だ。
例えば、僕は今スタバにいるが、
スタバでは最近、
缶コーヒーを出してしまった。
企業としては
株価が上がっていい事なんだろうが、
ぶっちゃけスタバファンとしては、
ちょっと。。。って感じである。
この時、
「缶コーヒーを
どうやって売るか?」
コンビニで売るのか?
スーパーで売るのか?
いくらで売るのか?
パッケージはどうするか?
などなどよりも、、、
「缶コーヒーマジで売っちゃうの?」
の方がよっぽど重要な事だと思わない?
本だってそうなのだ。
1分間に1ページ読むのか?
読み上げたものを
MP3レコーダーに収録して、
iPodで聞いてしまうのか?
移動時間に電車で読むのか?
家で一人で集中した時間
をとって読むのか?
そんな事よりも、、
「何を読むのか?」
の方がよっぽど重要。
だから、速読がどうこうとかいう事は、
気にする事はない。
あくまでそれはツールであって、
目的やゴールではないから。
ツールが良すぎると、
人はツールの事ばかりに執着してしまい
目的やゴール、理由の部分を
忘れてしまいがちだ。
「何故、今それを読むのか?」
本を読む前にこの質問を
投げかけてみよう。
少しは変わるはずだ。
ー小川忠洋
P.S
ただ成功する人のほとんどは
「読書」を習慣にしていることは事実。
成功するための習慣が
身に付いていないなら、
モルツ博士のプログラム
から学んでみてほしい。
http://www.0stresslife.com/zrl/
小川さん こんにちは。的確なメーッセージを有難うございます。読書は確かに量をこなすことも ある意味大事なことかもしれませんが、速読ができる人すべて、果たしてそれで内容をしっかり正しく理解出来ているのかは疑問。コミックなら それでもいいかもしれませんが・・・・。もし正しく内容をしっかり捉える能力を備えていなければ、他人より数十倍の量を他の人の数十倍早く読んだところで、結局時間の無駄にもなりかねません。いや、中には自分流に勝手に解釈して、周囲に自慢げに吹聴するクセのある人もいるかもしれません。読書とは、読むのが早ければいいってものではなく、勧められた本であっても、そこに学びがなければ何の意味もないと思います。その本を書いた人はどんな気分でしょう?自分の本を購入者に速読してほしいのでしょうか? 結局、最近の速読を身につけたがっている人たちというのは、純粋に「読書そのもの」が好きで好きでたまらない、次から次へと何冊も何冊も読みたいから、速読できたらイイなと思う、という類のものとはチョット違う気がします。自分が欲しいものを、あるいは噂で「これイイらしいよ」と聞きかじったものを、できるだけ手っ取り早く手に入れたい他力本願の欲ばりな人が、「目の前にちらつかせられたどれに大きな宝箱が潜んでいるのかをまさぐり探している」印象を受けます。仮にそれが目的の速読であれば 余程 アタマの切れる方はさておき、読み漁る方々多くは。そこに伝授されていることをじっくり正しく紐解く時間も無ければ、正しく実行することもできないのではないでしょうか?小川さん、「そう・・・するか」より、「何を・・・」。 コレ、私もまさにそのとおりだと思いました。