「NO!」
おはようございます
リー・ミルティアです
以前、私が尊敬している仕事仲間に
「ノー」
と言わなければならない状況がありました。
私の時間やリソースを
その人たちのために使う事が
どうしてもできなかったので、
その人のビジネスへの参加を辞退しました。
皆さんもプライベートでも仕事でも、
きっとこのような経験がありますよね。
今になって思うのですが、
このビジネスの話があった時点から
これは自分には向いていない、
大変そうだと感じていました。
直感的に嫌な感じがしましたが、
「イエス」と言ってしまいました。
これが大きな間違いでした!
・好かれたいから、、、
・多分この人なら自分が知らない事を
知っているかもしれないから、、、
・「ノー」と言ったらその人との付き合いが
なくなるかもしれないから、、、
その仕事に役立つ経験も
やりたいという気持ちもないのに、
思わず「イエス」と言ってしまい、
どつぼにハマり、
どんどんと自分の時間や
リソースが無駄に使われてしまう。
プライベートでも仕事でも、
私自身を売り込んだり、
自分の学習レベルをさらに高めるために
新しい方法を試行錯誤するのが好きです。
パッと読むととても面白そうな仕事の誘いを
してくる人達がいます。
しかし、自分の今後の
サクセスストーリーを考えると、
気持ち的にどうもしっくりこない
プロジェクトだったらどうしますか?
私たちは常に、完璧な時間管理と
直感的な感覚を忘れてはいけません。
私は、自分の本能的な直感に耳を傾けず、
このプロジェクトの一員になることを
了解してしまい、
自分を追い詰めてしまいました。
始める前から
嫌な気持ちでいたのですから、
当然と言えば当然です。
「心の声」を無視したのです。
もっと収益が出せる
私のメインビジネスがあるのに、
私のビジネスの基盤となっている仕事が
他にも沢山あるのに。
このプロジェクトをやってしまったら、
そのせいで私のスタッフの時間を
使う事になる。
それに気づき、だんだんと
不安になりました。
一生懸命やったので、
自分の担当分は
良い結果を出す事ができました。
しかし、私には、
このプロジェクトに
関与している人たちを
管理する権限などありません。
プロジェクトとしての成長も
収益もないまま4ヶ月が過ぎた頃、
今後どうするのか、
現状のマーケティング方法や
リーダーシップについて、
私の考えを伝えました。
すると、最初に話を持ってきた
プロモーターが、
「これを成功させるために、
君がリーダーシップを取ってくれないか」
と言ってきました。
「どういうこと?」
私は思いました。
最初はプロジェクトへ参加しないか
と言われただけなのに、
今度は、
儲けを出すために、
上手くいかせるために、
突然リーダーになってくれ?
このプロジェクトは、
良いタイミングで、
労力を惜しまず、
費用をかければ成功すると思います。
これは本当だと思います。
しかし、自分が情熱を感じていない、
自分にとって主流となる
消費者へのマーケティングができない
プロジェクトに関与したのが、
大きな間違いでした。
そのプロジェクトに
関係している人たちのために、
自分の方針を変えてしまった事は認めます。
自分のメインとなる仕事の存在を忘れ、
「上手くいったら」と言う事ばかり
を気にしていました。
昔から「おいしい話には乗るな」
と言われていますが、
私はこの言葉を忘れていました。
私は、自分が約束した内容や、
ややこしそうな部分を
しっかり理解して
おかなければいけなかったのです。
私はリーダーになることも、
監督することも、
他の起業家たちの面倒を見ることも
約束していませんし、
ましてや、
こちらに収益の一部が
入るわけでもないのに、
このプロジェクトの
プロモーションのために、
私の時間や資金を使う約束もしていません。
このプロモーターに対して
怒りを感じますが、
やりかけた仕事は
終えなければなりませんでした。
相手を尊重するか、
自分を尊重するか。
それが今日のポイントです。
まず初めに自分を
尊重してあげましょう。
どんな経験も、
大切なレッスンになります。
私は今回、身にしみて感じました。
とても大切なレッスン、
自分の直感に従えと言う、
最も大切なレッスンを学びました。
そして、2つ目のレッスン。
それは、自分にとって
新しい分野や馴染みのない分野で
良い商品を作るためには、
何をするべきか、
どうしたらよいのかを学びました。
3つの目のレッスン。
今回学んだ事を将来に活かし、
自分の方法で、自分の言葉で
それが実行できるということです。
そして4つ目のレッスン。
みかけの良いものに惑わされない事。
誰かにとってピカピカなものでも、
自分や自分のビジネスには
適していないのかもしれないからです。
このような状況には色々な見方があります。
私は臆病ではありませんし、
皆さんもそうすべきだと
言っているわけでもありません。
ただ、私たち一人ひとりが、
ジョイントベンチャーをやる際、
「イエス」と言う前に、
誰とやるのか、
どのように進行していくのかを
きちんとリサーチすべきです。
適切な人材がそろっていない、
資金の準備ができていない、
明確なマーケティングプランがないような
プロジェクトやジョイントベンチャーへ
参加してしまった。
これは明らかに愚かな行為でした。
自分の状況を正しく判断し、
自分の人生のエネルギーや
ビジネスリソースを
傾ける場所はどこなのか、
正しく見極めなければいけません。
もちろん、目標を実現するために、
何があってもやり遂げなければ
ならない時だってあります。
私は、自分のために築いてきた
ビジョンや仲間を守るためなら、
喜んで他の人からの非難を受け入れます。
それが現実です。
「完璧な時間管理」をするために、
私は「辞任届け」を出しました。
この通知を受け取った人たちは
怒ると思います。
しかし、それは
私のビジョンではありませんし、
私のビジョンに必要なリソースを
遠ざけることになります。
では最後に、昔からの格言を一つ。
汝に正直になれ—大変な時があっても
直感を大切に、、
リー・ミルティア
PS.
この本は
私の成功哲学の集大成です。
まだ読んでない方は、
なくならないうちに、
ここから手に入れて下さい。
http://www.milteer.jp/msc/book/index.html
ここ数年の間に、仕事に関する良い話が二回ほどありました。二回とも違う会社でしたが、中心となっていた人間はどことなく似た雰囲気を持っていました。ミルティアさんがいわれているように、私も直感は大事だと思います。この二回とも聞こえの良い話であったにも関わらず、中心となっていた人間に対して、どうも引っかかるものがあったのです。でも頭で「完全な人間なんていないよ」とか、「引っかかるところが多少あっても、これはいい話だし、チャンスだ。もう動き始めるし、自分なら多少の事は簡単に乗り越えられるから大丈夫」などと直感を抑えこんでしまいました。学べることもあったし、いろんな意味で良い経験にもなったと思います。しかしもしもあの時、直感に従っていたらその後はどうなっていたのだろう。従う選択をしなかったのでわかりません。しかし、気持ちの中で自分に不正直な必要の無い選択をして遠回りをしたなと反省しています。ミルティアさんのような方でさえ、そのような選択をしてしまった事もあるとは意外でしたが、少々ホッとしました。これから自分の直感を信じて進んでいきます。ありがとうございます!