ポジティブ思考の限界
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
先日「禅脳思考」という本を出版しました。
多くの方のお力添えを頂き、
念願の書籍を出版することができ
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この本の帯には、
「ポジティブ思考をやめると
パフォーマンスが上がる!」
と書かれています。
ポジティブ思考をする人は
多いと思いますが、
この思考には限界があると
最近強く感じています。
最近の事例では、サッカー日本代表の
本田選手がまさにポジティブ思考でした。
全てプラスに考えて、
状況の捉え方を変えようとしていましたが、
これでは自然体ではなくなり、
実はパフォーマンスが下がってしまいます。
肩に力が入りすぎて、
どんどん辛くなっていくのです。
結果が出ているうちはいいでしょう。
ポジティブに考えて結果もついてくれば、
充実感で満たされます。
しかし、このタイプの人は
結果しかご褒美がありません。
そのため、結果が伴わなければ、
むりやりネガティブな意味を
ポジティブにしようとするのに
多大なエネルギーを要します。
それは自然ではないので、
むちゃくちゃ疲れるのです。
ポジティブ思考の人は、
とてもこねている感じがします。
外界の出来事をこねくり回して
無理やりプラスな意味付けを
しているように感じます。
一方で禅的な思考は、
あるがままを受け入れる
という感じです。
こねることなく、受け入れ、
心を整える思考が「禅脳思考」です。
禅寺へ行くと、坐禅を組み、
自分の内面を見つめる時間を持ちます。
それが、自分の心を落ち着かせ、
平常心でパフォーマンスを発揮できる
状態にしてくれます。
しかし、禅寺へ行かなければ、
自分の心を整えられないとなると、
それは現実的ではありません。
忙しいわたしたちが、
いつでもどこでも自分の力を
発揮するためには、
もっとシンプルで手軽な方法が
必要なはずです。
そこで、「禅脳思考」という
思考の力を使うことで、
いつでもどこでも、
坐禅を組んだ時に近い状態を、
自分でつくり出すことができます。
この脳の使い方ができると
人生に余裕がうまれ、
充実した時間が訪れることでしょう。
そしてあなたの人生の質を
必ずや高めてくれるはずです。
人生の質を決めるのに
モノも勿論大事ですが、
それだけではないはずです。
心という部分を無視していては、
結果が出ても充実しない、
欲しいものを手に入れても満たされない、
目標を達成しても空しいと感じる、
ということになってしまいます。
それはきっとあなたも
望んでいないと思います。
だからこそ、心を大事にしていきませんか?
その手助けができることを
わたしは大変うれしく思います。
P.S.
ポジティブ思考に疲れてきている、
違和感を感じてきている、
うまくできない、
と思っているなら、この思考を
1ヶ月間無料で試してみませんか?
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ポジティブ思考の限界
「ポジティブ思考をやめると
パフォーマンスが上がる!」
ポジティブは結局のところどうなのか。