営業担当者の悩み
from 杉本
「杉本さん、どうしたら
いいんでしょうか?」
今、コンサルティングをしている企業の、
営業担当者から、ときどき相談を受けるのです。
新しい分野に出て行こうとしている
その企業は、新製品を今までの顧客の
別の部門に、販売することを始めています。
顧客が変わったわけではないのですが、
今までは、病院の事務関係の部署との
折衝だったのが、、
ドクターを含めた、
今までに会ったことのない、
またちょっと会いにくい人々に、
会わなければならないため、
うまくいかない営業担当者がいます。
それで、上記のような
質問を受けるのです。
うまくいっていない人のほとんどは、
悲観的になっています。
深刻な状況になっている人も、
少しですがいます。
そんな方々には、シンプルですが、
有効な方法をお教えして、
効果が出て来ています。
私は自分で勝手に、
「幸せホルモンをいっぱい出そう作戦」
と名付けて、実施しています。
簡単な方法です。
1日15分、脳の状態を、
アルファ波状態にすることです。
そうすると「幸せホルモン」と呼ばれる
セロトニンが分泌されます。
1日15分間、
アルファ波と同調する時間を持つと、
毎日の普通の生活の中に、
幸せや喜びを見いだせ、
さらに安定した精神状態を養い、
強い心をつくっていくことが、
可能になります。
また1日分のストレスや
疲れを解消し、やる気がでます。
それだけではありません。
毎日続けると、
免疫力も増進していくので、
より病気になりにくい体質を
作っていくことにも、役立ちます。
私は、悩みを持つ営業担当者と、
2人きりになる場所を選び、
次のことを行います。
まず体の力を抜くために、
背伸びしたり、
肩を上下に動かして、
体をほぐします。
次に目を閉じて、
深呼吸を何回か、
繰り返してもらいます。
それから心の中で、
数字を10から1までゆっくりと、
カウントダウンしてもらいます。
1つの数字を思い浮かべてもらい、
息をゆっくりと吐きます。
そして、息をゆっくりと吸います。
この時の息の長さは、
吐くほうに、長めにかけてもらいます。
1つ1つの数字で、
それを行います。
次に、過去に最も楽しかった事、
または気持ちが良かった事と、
その場所を思い出していただきます。
その場所に、心の中で行ってもらい、
楽しい気持ちを、
しっかり感じていただきます。
3分ぐらい、
その気持ちよさを味わいます。
そして体の各部を、
リラックスさせます。
最初は頭から始めます。
そして、足のつま先まで、
リラックスさせます。
その各部に集中して、
息を吐くときにその部分から、
緊張やストレス、不要になったものや、
良くない不純なエネルギーを、
息を吐きながら、
外に放出してしまいます。
息を吸う時には、空いたスペースに、
新鮮なエネルギーが入ってくるのを、
感じてもらいます。
この呼気と吸気を、
ゆっくりと3回行います。
これを、体の各部分
一つ一つに行います。
最後に、その人に向かって、
私はこう言います。
「今から私は1から5まで数えます。
私が数を数え終わったら、
目をあけてください。
そのとき、あなたは爽快な
気分になっています。」
次の日から、
毎日、毎日、
自分でこのことを、
実践してもらいます。
簡単なことですが、
「幸せホルモン」を、
自分でいっぱい分泌させる
ことができるのです。
そして、強くなれます。
会いたい人に会えるまで、
粘り強く、その方法を探し、
会ってお話しします。
営業に同行して、彼らがしっかりと、
製品説明をしているのを確認していると、
今度は私の頭の中で「幸せホルモン」が、
いっぱい出て来るのです。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS
このプログラムは、
あなたの心のブレーキを取り除きます。
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腹式深呼吸だけでもリラックス出来ますよぉ!
要するに瞑想と催眠療法ですね。
先日、とあるイタリアン・レストランで、ディスプレイ用に置いてあった、
興味深い洋書を見つけました。
カリフォルニアのスタンフォード大学の心理学の教授、ジョージ・W・フェアウエザー博士
(博士号は哲学でとったようです)が編集した本でした。1964年の出版です。
社会心理学が、心を病をどう癒すか、という内容でした。
そこに、患者さんたちの一日のスケジュール表が載っていました。
患者さんたちは、朝、昼、晩と一日3回、5分間の瞑想をするのです。
60年代のカリフォルニアですから、瞑想が心理療法に取り入れられていても、
不思議ではありません。
出版社はニューヨークなんですけどね。
アメリカは進んでいますね。
日本の精神医療は、欧米に比べて、数十年は遅れていると思います。
ちなみに私は高卒で、英語の資格は英検3級しか持っていません。
人間、成人したら、自分を育てるのは自分です。
杉本さんのお話は、なかなか良かったですよ。
私にとっては、目新しい内容ではありませんでしたが。
それではまた。お元気でお過ごしください。