年収の高い人は鍛えている!?
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
よく、年収が高い人は
体を鍛えているという話を
雑誌などで読むことがあります。
あなたも雑誌やネットの特集などで
見聞きしたことがあるのではないでしょうか?
メタボ検診なども、
健康のためという名目とは別に、
体重をコントロールできない人は、
自己管理ができず、
それは仕事のパフォーマンスや
成果にも関係があるという理屈で
扱われていることもあるようです。
ただ、私がここでお伝えしたいことは、
体を鍛えることではなく、
心を鍛えることについてです。
体を鍛えようとする人はいますが、
なぜか心を鍛えようとする人は
なかなかいないということです。
ジムに行って筋肉をつける人はいても、
メンタルをトレーニングしに行く人は
ほとんどいません。
その理由の1つは、
やはり心が定量化できない
数値化できないものだからでしょう。
体を鍛えることは、
目標も立てやすいですし、
結果も分かりやすい。
体重を何キロ落としたい。
体脂肪率をいくらにしたい。
などの目標を決め、
そして、実際に何キロになったのか、
体脂肪率は何パーセントになったのか
確認することができます。
ですが、心を鍛えようとしても
数値で確認できず曖昧なものなので、
どうも怪しいものと思ってしまうようです。
では一体心を鍛えるとは
どういうことでしょうか?
結果として、
例えば、初対面の人とも
緊張せずに話せるとか、
ショックなことがあっても
立ち直りが早くなったとか、
他人の言動に振り回されず
余裕を持てるようになったなど、
実感をすることはあるでしょう。
そういう変化を実感すれば、
メンタルがタフになったと
思えるようになるでしょう。
ただしそれは自分自身で
気付くしかありません。
客観性はなく、計測できません。
私は、この計測できないけれども、
確かに自分の中に起こっている心の変化を、
もっと大切にしてほしいと思っています。
そして、気づけるようになってほしいと思います。
それは計測できませんが、
確かに私達の中に存在し、誰も言葉で
正確に説明することはできなくても、
否定することもできないはずです。
そのような心という存在が確かにあるのです。
そして、ちょっと考えてみると、
私達が直面する問題のほとんどは、
体より心が原因となっていないでしょうか?
人間関係のトラブルも、
決断力のなさも、ついつい後回しにする癖も、
すぐに焦ってミスしてしまう自分も、
心に原因はないでしょうか?
たくましい体、筋肉隆々の体よりも、
たくましい心、余裕のある心こそ
必要なのではないでしょうか?
そう感じた方には、
もっと心を大事に
心づくりを大切にして頂きたいと思います。
P.S. 心の大切さを感じて頂けたのなら、
こちらでもっと詳しい話をしています・・・ ↓
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お久しぶりです、辻さん、笠原優美子と申します。
貴方に、是非見ていただきたい映画を紹介しましょう。
マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画です。
「ボーリング・フォー・コロンバイン」
これは辻さんもご存知だと思いますが、コロンバイン高校銃乱射事件に題材をとった作品です。
2003年度アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞しています。
「華氏911」はカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞しました。
「シッコ」はアメリカの医療問題に鋭くメスを入れたもので、2007年度カンヌ国際映画祭特別招待作品です。
私は3本とも見ました。
ところで、マイケル・ムーア監督は、トトロのように太っています。
このように優れた映画を次々と発表しているムーア監督が、太っているからと言って、自己管理能力がない、などとは私には思えません。
また、ルーベンスの描く女性は、皆、太っています。
ルノアールも太った女性を描いています。
何故なら、昔はお金持ちしか太れなかったからです。
かつて、太っていることは良いこと、美しいことだったのです。
庶民は、ゴッホの「じゃがいもを食べる人々」を見てもわかる通り、貧しいから太れなかったのです。
エリザベス朝のイギリスでは、「貧しいのは要するに怠惰だからだ」と、貧しいことがまるで罪であるかのように批判し、貧しい人々を罰する法律が施行されました。
そして、最近、アメリカのフロリダで実際に起こったことですが、ホームレスに食事を与えていた神父(もしかしたら牧師かも知れませんが)が、条例違反の罪に問われ、逮捕されました。
フロリダとは、どのような土地か。
アメリカ人が「いずれ金持ちになって、温暖で気候の良いフロリダに住みたい」と、憧れられるような土地です。
つまり、フロリダのお金持ち連中にとっては、ホームレス達は、目障りな存在でしかなかったのですよ。
このような条例を作る富裕層を辻さんは尊敬できますか?
私には出来ません。非情に歪んでいると感じます。俗物の拝金主義者ですね。
ところで、辻さんは11月15日(土)に、すぎなみスポーツアカデミー公開講座の講師として、杉並区役所で講演をされるそうですね。
私は所用があって行きませんが、ご健闘をお祈りしております。
辻さんにお便りするのは、これが最後です。
いついつまでも、お元気でお過ごしくださいませ。ごきげんよう。
全ては「心」が原因だと思います。
これを意識して修正しています。
ありがとうございます。
具体的な話がない。心を鍛えるとはどういうことなのか。体を鍛えることとそんなに違うのか。きちんと話をしてほしい。