好きを大事にした結果…
「好きな音楽はありますか?」
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
いかがですか?
好きな曲でも構いませんし、
好きな歌手や好きなジャンルでも構いません。
何か思い浮かべてみてください。
ではなぜ、その曲、その歌手、
そのジャンルが好きなのですか?
理由を思い浮かべてみると、
色々と出てくるかもしれません。
曲調が好きだとか、歌詞が好きだとか、
その人自身の生き方が好きだなど……。
しかし、それは何か明確な理由でしょうか?
もし、曲調が大きく変わったらどうですか?
歌詞の方向性が変わったらどうなりますか?
好きでい続けるかもしれませんし、
興味がなくなるかもしれません。
しかし、ここで考えていただきたいことは、
好きに明確な理由などない、ということです。
曖昧であやふやなものなのです。
「好きなものは好き」
以上です。
「わたしは周波数が
何ヘルツ~何ヘルツの
音楽が好きです。」
などとはならないのです。
わたしたちは、
認知的な社会で生きているため、
何か明確な理由や理屈がないとダメだ、
好きになってはいけないと
思い込んでいます。
同じように、楽しいと
感じるのにも理由が必要。
やりたいと思った事を
やるにも理由が必要。
常に理由や理屈、根拠を
必要だと思い込んでいます。
しかし、このような
認知的なアプローチ、
すなわち、わたしが
「意味付け」と呼んでいるもの
ばかりを探し求めていると、
何もできなくなってしまいます。
数学が好きだけど
テストの点数は良くないし…
歌が好きだけど下手だし…
サッカーが好きだけど
うまくできないし…
という理由を勝手につけて、
好きという感情を封じ込め、
行動に制限を付けてしまうのです。
人を好きになる、ということにすら
意味付けを行っています。
年収がいくら以上で、
容姿はどんな感じで、
趣味は何で、
住んでいる場所はどこで、、、
という条件に当てはまらないと、
好きになってはいけないと
思っているようです。
このように、認知的な
意味付けに基づいて
自分の素直な感情を無視していては、
当然、人生を楽しんだり、人生の質を
高めていくことはできません。
わたしたちの心や感情といったものは、
理屈や根拠では説明できないものなのです。
それを無視し続けることは、
フローな生き方、ごきげんな生き方とは
真逆を行っています。
もっと、自分の素直な気持ちに
従ってみてください。
自分の感情に気付いてみてください。
そうすることで、心や感情など、
目に見えないものに、もっと
価値を見いだすことができます。
フローの価値を、より実感し、
心を大切にする生き方が
自然とできるようになるのです。
そして、結果的に、望む成果や人生を
実現していける自分になることができるのです。
P.S.
心を大切にする生き方をしてみませんか?
その方法はこちら・・・
↓
http://directlink.jp/tracking/af/368691/x5V7yb85/
自分の気持ちに対してもっと素直になっていい。確かにその通りだと思いました。まずは自分を満足させること。自分の心を大切にすること。これからも実践したいと思います。
辻さま
今回のお話しは非常にハッとしました。
「好きなものに理由はない」のに、数字や根拠を求めたり、理由を探したり、意味づけをしている自分に気が付きました。それはとても息苦しいことですね。
ありがとうございます。
辻秀一さま
おはようございます。
お世話になっています、坂井と申します。
「好きを大事にした結果…」、拝読しました。
「好きなものは好き」
というのは、感情的なところで
まず大切にするべきだと思います。
しかし、そこで止まるのではなく
そこから
「なぜ好きなのか?」という感じで
自分自身と向き合い、掘り下げていく事、
私は意義深いものだと考えています。
嫌いな場合、
「なぜ嫌いなのか?」
を掘り下げていく事により
「嫌い」を克服する事につながるように思います。
「嫌いなものは嫌い」
というのはありますし、
それはそれで悪いことでもないように思いますが、
嫌いな対象が無くなるまで
減らせていけた方が
いいと思います。
自分の気持ちや感情を大切に
というのは、そのとおりだと思います。
ただ、感情的な部分だけに流される事なく
客観、冷静、論理的な根拠、理由なども
大切にすべきだと私は考えています。
好きなものを見つけるのに、
まず、理由から入っていくというのは、
順番からして、ちょっとどうなのかな?
という感じでしょう。
(理由から入っていく というアプローチも
間違えとはいえない とは思います。)
「自由」である事が大切なんだと思います。
平成26年12月 9日(火)
坂井 真
全く同感です。
よく「これメチャメチャ好きやわぁ!」と言うと、「何で?理由は??」って聞かれます。
いつも言い返す言葉が
「好きなモノに理由なんて必要かなぁ?!」
「好きなモノは好きでエエやん!」
ですね f^_^;)
いつもハッと気付かされるお話を
ありがとうございます!