強力なセルフイメージ心理学
おはようございます!
マット・フューリーです。
試合終了まであと2分です。あなたは9点差で負けています。幸運の女神はあなたの味方をしてくれそうにありません。さああなたなら、こんな時どうしますか?
A . 諦める
B . 最後の1秒まで全力を出し切る
私たちは生きていく中で、たくさんの選択をします。その選択によって、勝利を得る場合もあれば、敗北に直面する場合もあります。
スポーツの世界ではこうした1秒1秒の選択の結果が非常に顕著に表れます。
昨日のメールでも話題に出しましたが、今日はNCAAの決勝戦でした。カンザス対メンフィスです。私は、カンザスが必ず勝つと強く感じました。
なぜなら、カンザスチームからはとても落ち着いたオーラが出ていたのです。試合の流れがどっちに向いていようが、カンザスは決して自分たちの姿勢を崩さす、勝利にフォーカスが定まっていました。
しかし、カンザスはその時点で相手チームに9点リードされていました。しかも、残り時間はわずか2分でした。
一方のメンフィスは、心理戦において弱さが目立っていました。プレーが上手くいかないと、泣き言を言いだす選手も一人か二人いました。こうした弱音は常に弱みになります。
ですから、カンザスが試合時間ギリギリのところで、3ポイントショットを決めて同点に追い詰め、試合を延長戦に持ちこしたとき、私は全く驚きませんでした。
選手たちが一度ベンチに下がったとき、カンザスは優勝に向けてみんなが興奮した様子でしたが、メンフィスはすっかり自信を失っていました。
延長戦では、完全にカンザスのペースになり、結局試合は7点差の75対68でカンザスの勝利に終わりました。
試合後のインビューでカンザスのコーチのビル・セルフは試合前にどんな話を選手たちにしたのか聞かれました。
ロッカールームを出る前に、セルフコーチは選手たちがこれから達成することに対して先に感謝の気持ちを伝えたというのです。
これは非常に強力なセルフイメージ心理学です。
「お前たちはこれから歴史に残るような勝利を刻むんだ。俺はそんなお前たちを誇りに思い、感謝している」というメンタルイメージをセルフコーチは選手たちに与えたのです。
つまり、コーチはクライマックスを頭にイメージしてから、試合に臨んだのです。
試合のクライマックスとは勝利そのものではありません。本当のクライマックスは勝利の後の喜びや感謝の気持ちです。
この二つはとても大きな違いです。
チーム一丸となってこのような気持ちを持つにはキーポイントがあります。一歩間違うと、幸運の女神を味方につけるどころか、抵抗や摩擦を引き起こしてしまいます。
セールス広告などの文末に「あなたに前もって感謝します」という言葉をよく見かけますが、これはセールスパーソンのフォーカスが彼自身に向いていることを表しています。
セルフコーチの発言はそれと反対です。彼は自分に対してではなく、チームに対して喜びと感謝の気持を表したのです。
コーチは、これからチーム一丸となって達成する勝利に感謝していたのです。彼は自分がチームの勝利の輪に加われることを喜んでいたのです。
ビル・セルフとカンザスチームはこの日間違いなく、「大きな自分」の称賛に値していました。
でも、私たちは誰もが勝利へと自分を導く「大きな自分」を秘めています。「大きな自分」の声を聞くことができた人のところへ勝利は行くのです。
マット・フューリー
PS .
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**今日のフィードバック**
かなりすごいです!!ドクターモルツのサクセスグループをやり始めて1週間ですが、常に高いモチベーション維持できています。本当に小川さんに感謝します。
佐藤さん
ありがとうございます^^
なるほどねえ。
そうすればきっと仕事でも成功するんですね。