ごきげんよりも不機嫌
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
不機嫌より、ごきげんの方がいい
と、きっとこのメルマガを
読んでくださっている方なら、
感じていただけているはずです。
しかしながら、世の中には
ごきげんより不機嫌の方がいい
と思っている方もいるのです。
不機嫌な状態でいる方が
自分の力が発揮できる。
不機嫌な状態の方が結果が出せる。
不機嫌な状態の方がパフォーマンスが高い。
という感じです。
本当はそんなことないのですが、
そう思っている方がいるのは事実です。
いつも不機嫌そうにしているのは、
その心の状態を自分で選んでいるわけです。
なぜ、ごきげんより不機嫌な方が
いいと思っているのでしょうか?
その理由はそれぞれあるのでしょうが、
1 つはごきげんに対してのイメージが
望んでいるものではないから
ではないでしょうか?
例えば、やるべきことをやらず、
ふざけているような人。
周りの空気も読まずに
自分勝手な振る舞いをしている人。
どこか不真面目でバカっぽい
イメージを「ごきげん」に対して
抱いているのだと思います。
実際、バカっぽい振る舞いの人を
私たちは「能天気」だと
感じることがあるように、
ごきげんというイメージには
このような側面もあります。
ただ、なぜそうなるのかというと、
ライフスキル脳の存在を知らないからです。
ライフスキル脳が磨かれていない場合、
「ごきげん=認知が足りていない」
ケースが少なくありません。
認知が足りず、状況が読めず、
仕事もできなければ責任感ない。
そういう人とごきげんな人の
イメージが被さっているのです。
ですが、ライフスキル脳が磨かれていれば、
ごきげんな状態でも認知をしっかりと
働かせることができます。
決してやるべきことから逃げて
ごきげんになっているわけではなく、
周りの空気を読まずに
ごきげんになっているわけもはなく、
目の前のことに
しっかりと向き合いながらも、
自分の心を自分でごきげんに
しているのです。
不機嫌よりごきげんを
選んでいただきたいのはもちろんですが、
だからと言って、認知を放棄して
能天気にやるべきこともせずに
生きて欲しいわけではありません。
ライフスキル脳の存在を知り、
思考の力を体感し、
ごきげんに価値を感じていただき、
不機嫌よりもごきげんの方がいいよね、
とごきげんを選ぶ人が増えることを
願ってやみません。
P.S.
認知もしっかり働かせて、
もちろんごきげんで生きる。
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2件のコメント
>目の前のことに
>しっかりと向き合いながらも、
>自分の心を自分でごきげんに
>しているのです。
これが辻先生がおっしゃる「バイブレイン」の状態
なのでしょうね。
つまり、認知脳とライフスキル脳がバランス良く
働いている状態ですね。
たしかに世の中には不機嫌を期待する人がいるのも事実で
そういう人たちは、それを「威厳」とか「年相応の気難しさ」と言って賞賛してしまうのです。