ある男性の友人の話
from 杉本
ある男性の友人の話です。
高校を出てから20年、
体重が毎年増え続け、
とうとう90kgを超えてしまいました。
人間ドックの結果で、
危険水域に突入していることを
自覚したのだそうです。
それで、食事量を減らすことと、
運動量を増やすことで、
体重を減らそうと決意しました。
でも、食事の量を減らすことが、
つらくて、つらくて、
仕方がなかったそうです。
結局、お腹がすいて、
つらい思いをするよりは、
太っていても良いと、
思うようになりました。
実際、おいしいものを食べた後は、
ドーパミンという脳内感動物質が、
脳に分泌されて、
幸せな気分に浸れるのです。
そうです、努力のいらない、
幸せな気分に浸れる方法です。
ダイエットをやめて、
数週間、体重は、増え続けたのですが、
やはり、健康のためにも、今の体重では
いけないと思い続けていました。
あるとき彼は、努力することで、
ドーパミンを出し続ける、
効果的な方法を、思いついたのです。
はけなくなった、
お気に入りのジーンズを出して来て、
それを、部屋のよく見えるところに、
吊っておくことにしたのです。
毎朝、起きたときに、このジーンズを眺め、
もう1度、それを着られるようになった、
自分の姿を想像してみました。
毎日、毎日、それを繰り返しました。
この方法でも、ドーパミンが出てくるのです。
すると、意欲がわいて来て、
ダイエットに、もう1度、
挑戦してみようと思い始めたのです。
大好きな、しょうゆ豚骨ラーメンやカツ丼を食べて、
幸せな気分に浸るのではなく、
未来の自分の理想の姿に集中することで、
ドーパミンを出して、モチベーションを、
維持し続けたのです。
そして、とうとう、
高校卒業時の体重に、
戻ることができました。
ここに、イメージ・トレーニングの極意が、
隠れていると言えます。
それは、「手に入れたい最終結果に集中する」と、
イメージの力は、ますます効果を発揮する
と言うことです。
そうです。
「こうなってしまった未来の姿」を、
くっきりと、イメージするのです。
目を閉じて、
まぶたの裏に、
自分の理想の姿が、見えるようになれば、
その理想の姿に向かって、
進めるようになるのです。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
イメージトレーニングの極意は
モルツ博士が分かりやすく具体的に教えてくれます。
http://www.0stresslife.com/zrlb/
イメージトレーニングは、
「具体的に、カラーで、動画で」
と、よく言われました。
実際に毎日し続けると、、、
本当にイメージに近付きますね!
どんなに忙しくても、イメトレの
時間は確保してます(^^)v