やらされてばかりで辛い…
スポーツドクターの辻秀一です。
いつも機嫌の悪い人、
ノンフローな人の特徴として
やらされている感があります。
やれと言われたから
決まりだから
周りに迷惑がかかるから
という理由で、
しかたなくやっている人です。
しかたなくやっているので
ノンフローな状態です。
パフォーマンスは高くありません。
では、どのような時に
フローな状態になるのでしょうか？
それは“やらされている感”の逆、
すなわち“やりたいからやっている”
というパターンです。
好きなことだから
望んでいることだから
自分のためになるから
などの理由で行動すれば、
やる気も出てフローな状態で
高いパフォーマンスを発揮するのです。
ですが、これは大きな勘違いです。
このような、やりたくてやっていることだけが、
自分で決めてやっていることだと
思い込んでいる人が少なくありません。
人は認知で動いていますから、
何かをするには理由が必要です。
その理由が、誰からからの命令や
外から与えられたものだと
やらされていると感じ、
自分にとって望む理由なら
自分で決めてやっているとするのです。
ですが、どんなことも
実は自分で決めているのです。
やらされていることなど、
この世に一つもありません。
なぜなら、全てのことは
最後にやると決めたのは
自分自身だからです。
やれと言われてやると決めたのも、
決まりだからとやると決めたのも、
周りに迷惑をかけないようやると決めたのも、
どんなことであれ、最後の意思決定者は
自分自身だということに気づいていません。
そのような人は、常に外からの理由で
やらされているとしか思えず、
ノンフローになってしまいます。
嫌ならやめればいいのに
どんな理由を持ち出したとしても
最後にやると決めたのは自分なのです。
どんなことも、最後にやると決めたのは自分、
という考えができる人はフローです。
自分の人生を自分で決めているのですから、
充実感や幸福感も違ったものになります。
認知はどうしても理由を求めます。
理由がないと行動できません。
ですが、外側の理由とは関係なく
自分で決めたからと考えられるようになれば、
フローな心の状態に傾き、
人生の質も向上するのです。
自分の行動は自分で決めている
と考えていきましょう。
P.S.
やらされている感から解放され、
自由な毎日を歩には・・・
↓
admin
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2件のコメント
同感です。
どんな環境、状況であろうと、
決めたのは自分。
自分以外に責任を持っていった時点で
言いたいことは分かります。しかし制度や習慣、法律、常識などの一見して分からない力によって自分の意思が簡単には自分で決定できない事実、そして為政者はそういう高等技術を使って、多くの人をコントロールしている事実。これを考えずに本当のフローな状態をつくれるのだろうか。