岩清水選手(なでしこジャパン)の教科書
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
女子サッカーワールドカップ、
なでしこジャパンは
準優勝という結果でした。
大変素晴らしいことだと思います。
しかし、2 連覇が期待されていましたので、
残念に思う方も少なくないはずです。
にもかかわらず、
なでしこの健闘を讃える声が
圧倒的なように思います。
アメリカとの決勝戦は
接戦というよりは完敗
という評価かもしれません。
確かにアメリカとは
技術的にも戦略的にも
大きく差があったと思います。
ですが、メンタルに関しては
決して負けていませんでした。
それは、なでしこの
粘り強さ、諦めない姿勢から
誰もが感じ取ったのではないでしょうか?
その姿が多くの人に感動を伝え、
勝ち負けを超えた感動を
与えてくれたのだと思います。
まさに Good Loser
「素晴らしい敗者」
と呼べるのではないでしょうか。
個人的にはこのワールドカップの期間中、
岩清水選手に関する記事で
私の『スラムダンク勝利学』が
紹介されていたのがとても感動しました。
『スラムダンク勝利学』を教科書にして
常に「今に生きる」と考えているのだそうです。
過去や未来にもっていかれそうになっても、
今に集中してその一瞬一瞬を全力で生きる。
スラムダンクの中でも花道が
「おれは今なんだよ」
という場面がありますが、
まさにそれを強く意識しているのでしょう。
『スラムダンク勝利学』を
大会にも持って行ってくださっているそうで、
大変ありがたいことです。
この岩清水選手のように、
なでしこジャパンはチームとして
今に全力で生きるチームなのでしょう。
2 つのチームが試合をすれば
当然どちらかが勝ち、どちらかが負けます。
それでも、なでしこジャパンが
グッドルーザーたりえるのは、
過去がどうだろうと
途中経過がどうだろうと
今に一生懸命生きているから。
全力を尽くしているから。
自分を信じて悔いのないように
プレーしているからなのだと思うのです。
なでしこジャパンは当然優勝を目標にしていたはずで、
誰一人負けていいなんて思っていないはずです。
それでも負ける時は負ける。
しかし、勝っても素晴らしいし
負けても素晴らしい。
だからこそ、本当の意味で
常に勝ち続けるチームなのです。
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1件のコメント
小生、埼玉県ふじみ野市でスポーツ少年団(小学生)でサッカーコーチを20数年子供たちを指導しております。 今回のなでしこに1名スタッフが欠けていたと思えてなりません、それは日本サッカー協会が
過度に優勝の期待を寄せすぎていたと考えます。
期待をするならそれなりの人選をして監督や、コーチ陣、スタッフの仕事を軽減する環境作りがはたて
何処まで出来ていたのか疑問です。必要な人物は 黒田 官米兵衛(軍師・官兵衛)です
アメリカは日本の最大の弱点を調べ上げて地を這うようなパスでなでしこを翻弄しました。
情報戦に負けました、大東亜戦争の日米戦と同じです。最高の準備がのぞまれますね