評価が欲しいですか?
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
人は評価されることを望みます。
誰かに認めてもらえば嬉しいですし、
やる気にもなります。
認めてもらおうとすることが
大きな原動力となって
必死に行動し続ける人がたくさんいます。
そうです、人は人から評価して欲しいと
思っているのです。
その結果、人から評価されることに
エネルギーを注ごうとします。
つまり「得意なこと」を
大事にするようになるのです。
私たちは学校へ通い出してから
常に評価される生活を送っています。
周りと比較して、
もしくは過去と比較して、
優劣の評価を下されています。
すると、評価されること、
すなわち「得意なこと」を
重視するようになるのです。
良い評価を得られれば、
ごきげんになるでしょう。
嬉しいと感じ、さらにやる気も湧き、
心はフローに傾くと思います。
ただし、このフローは不安定なフローです。
他との比較によって生まれたフローであり、
比較対象を変えればすぐに評価が覆ってしまうため
安心することができません。
得意なことにとらわれ
評価ばかりを求めている間は、
常に不安やプレッシャー、
恐怖にされされてしまため
ストレスから逃れられません。
「得意なことが」が大事にされてきた
その一方で、「好きなこと」は
ないがしろにされてきました。
なぜなら好きなことは評価されないからです。
体育が好きでも、
足が遅ければ評価されず、
クロールができなければ評価されず、
逆上がりができなければ評価されないのです。
ですが、好きなことは自由です。
比較や評価がなく、理由もないため、
自分が好きなことは好きと言えます。
好きを大事にしている人は、
周りや他人に依存しない
自分らしいエネルギーをつくりだせます。
まさに安定したフロー状態を
つくりだせるのです。
ただし、好きなことだけをすればいい
という意味ではありません。
自分の都合のいいように解釈して、
「好きなことだけをすればいいんだ!」と、
やるべきことをやらずに
欲求のままに生きればいい
というわけではありません。
好きなことやすきなものについて考える
習慣があるかどうかが大事です。
その思考が心をフローにしてくれます。
やっていることは好きなことでは
ないかもしれませんが、
ノンフローでイヤイヤやるのと、
フローで楽しくやるのと
どちらがいいでしょうか?
ぜひ好きを大事にして、
好きを考える習慣をもってください。
P.S.
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1件のコメント
「好きなことを大事にする」 実は最近気なっていたキーワードでした。
しばらく 「好きを大切に」というテーマで暮らしております。
-やりたいことをやってみる。(遊びとか趣味とか旅行とか)
-食べたいものを食べてみる。
-会いたい友人を何かのイベントに誘ってみる。
-職場でも、言いたいことを率直に上司や同僚に言ってみる。
毎日仕事をこなして、時間に追われて、生活(お金)に追われている部分が誰の
日常にもありますが、それをイキイキとやれてるか、なんだかヘトヘトになってしまってるか。
私の場合「好きなことを大切にする」 と、うまく1日を回せる気がしています。
だから
子供にも自分の好きなことをするといいんじゃない?と言っています。
最近、特にいいことは起きてないのに(笑)、私はずーっとご機嫌でいる気がします。
大らかで寛容な自分が、気難しい自分に勝っている時間が続いている感じです。
好きなことをする、ということは 自分を好きでいることに直接つながる気がしています。
自分完結の自己肯定感ですが、不思議と 他の人にも優しくなれる気がします。
辻先生の言葉でいうと、「心がフローな状態にある時は、心が安定している」 だから
他人を受け入れる余裕もできるということなんでしょうかね☆
いつも、たくさんのヒントをありがとうございます。