「共同注意」
From 杉本
私たちは、1人で生きていくことはできません。
ですから、人間関係を構築する力は、
私たちが幸せに生きていくために、
欠かせない能力です。
人間関係を構築するのに大事なことは、
「共同注意」という能力を、
身につけることです。
「共同注意」とは、
相手に興味を持つ、相手の関心事に興味を持つ、
相手は何を感じているのか、相手の心に寄り添い、
同じ方向を見ることです。
生後9ヶ月ぐらいから、
赤ちゃんは、この「共同注意」をするようになります。
つまり、お母さんの視線や指をさした方向にあるものなどを、
相手といっしょに、同じ対象を見ることができるようになります。
このように、小さい時から私たちは
「共同注意」という能力を発達させているのですね。
具体的には、こんな具合です。
「あじさいがきれい!」と相手に言われて、
「ほんまやね!」と、相手の気持ちをくみ取り、
注意を向けるときに、この能力が働いているのです。
でも、相手に会うや否や、
「今日は、大変やったんよ、
課長から嫌な仕事押し付けられて、
やっと終わったと思ったら、・・・・」
と自分の話ばっかりするなら、
相手をムッとさせてしまうに違いありません。
相手の顔を見たら、
「相手の関心のあることを想像してみる」
というモードに、パッと切り替える。
それだけで、自分も相手もハッピーになれます。
「われわれは、幸福でさえ習慣として身につけられる。」
サミュエル・スマイルズ
と言う言葉があるように、
自分に対する、ちょっとした意識付けで、
「共同注意」を習慣にすることは可能です。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS
幸せの習慣は、ドクターモルツから学べますよ。
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