集中
From:森兼
つい先日のこと。
会社でクリエイターズルームという
電話もネットも何もない、机だけという
一見、不便な空間が提供された。
なぜこんな部屋ができたのかというと
今、ウチでは全ての職種の人が
同じオフィスで仕事をしている。
話をするのが仕事の人と
考えるのが仕事の人が
同じ空間に同居しているわけだ。
こういう空間にいると考えるのが仕事の
僕のようなマーケターは周りの会話が
どうしても気になって注意散漫になってしまう。
そして、作業中の仕事を中断して
注意をその”気になる”会話に
向けてしまうのだ。
そうこうしているうちに
「メールで確認事項を送ったんですが
見てくれました?」
みたいなことを言われて、
メールボックスを開いてしまうと
それからメール処理が始まってしまう。
そしていつの間にか
それまでやっていた作業はどこへやら
という状況になるわけだ。
このクリエイターズルームは
あえて何もない空間にすることで
集中できる環境を作り出すことが目的だ。
このメルマガでも何度か登場している
生産性コーチのリー・ミルティアも
集中することが物事を成功に導く秘訣だと
繰り返し言っている。
人間、集中力が上がったときの
生産性は計り知れないものがある。
逆に集中力が落ちている状態だと
とても生産性が低いので
ロクなアイディアも出てこないし
面倒なことは後回しにしてしまう。
だから、質の高い仕事をするには
集中力の高い状態を維持することが
何をするにしてもとても大事。
ところが僕らはただ生活しているだけでも、
目と耳から大量の情報が流れ込んでくる。
脳はそうやって流れ込んでくる情報に対し
自然と反応し注意を向けてしまうもの。
だから脳の集中力を維持するには
それらの情報を遮断してしまうことだ。
何も情報が入ってこなければ
否応なく手持ちの作業に
集中することが可能だからだ。
そして、集中力を上げるには
クリエイターズルームのように
情報を遮断してしまう空間を作るのが
最も手っ取り早くて効果的な手段。
最近、仕事がうまく進まない、
アイディアが出てこないというときは
仕事をする環境に配慮してみるのも
いいかもしれません。
ーマーケティングディレクター 森兼
PS.
リーのアドバイスが受けれる
オーディオの無料プレゼントはあと2日。
まだの人は今すぐこのサイトを
チェックしてみてください。
http://www.milteer.jp/msc/?mag=Psycho20090829MO
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これは納得です。確かに、朝このブログなど一人で見ている時は、集中していて、時間が濃密ですが、リビングなどで家族と居る時は、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ごめんなさい。ぷーたろーなもので・・・。仕事の話じゃないのですが・・・。
集中が大事!これからは、大事なことをするときは、集中してします!
いつもありがとうございます。これからも楽しみにしています。
私はとにかく掃除することにしています。周りをクリーンアップすることで気分が変わります。
新しい挑戦を試みていますが、勉強のためのまとまった時間を確保する事ができませんでした。できなかったのではなく、確保する努力が少なかったのです。クリエイターズルームと同じ環境をクリエイトし、まとまった時間を手に入れ、挑戦の為の新たなステップにつなげようと決心しました。
閉鎖空間を作る会社は少ないです。
逆に、いつでも誰にでも話が通じる様にが好まれます。
情報や人との繋がりを過度に気にするのは、強迫観念だと思います。
3日程、電話もテレビも新聞もない環境に身を置いてみると
必要な情報だけは後日調べ、あとは要らないと実感します。
本当にその通りですよね。
私の仕事場でも、まさに集中して乗ってるって時に、わが社の先代社長の後継ぎは奥さんの女性社長。
世間話が大好き。
耳触りで仕方がない。
あげくのはてに・・・ね~○○君、そうだよね~(^-^)
こっちは、そうですね~(ー_ー)!!
ただ、ある程度雑音があったほうが良い場合が集中できる場合がありますよね。
静かすぎると、変な感じがするというか……
比較的周囲の雑音は気にしない方なのですが、何も情報のない部屋で集中するって面白い結果が出るかも知れませんね。
今度試してみます。
仰るとおりですね。
つまり……
仕事に集中するためには引き篭もるのが一番
ということ……。
私は単独者ですから
職場環境は自分でコントロールできますが
たまに困るのが
人前に出たときの社交モードを鵜呑みにする人が ときどき居て
神聖な職場たるアトリエに遊びに来よう だなんて
とんでもないことを言い出したりするんです……。
――で そんな場合には 一気に冷血漢モードに転換して
相手の接近意欲を殺いじゃうんですね。
というわけで
臨機応変に多重人格を使い分ける
千顔観音のごとき
Minr Kamti でした。
[頭が煮詰まったとき自然に触れたらいい] とリー・ミルティアも
10の方法DVDのなかでいっていたので、近くの公園へ行きました。
ぼーと30分ぐらい歩いていたらふつふつと新しいアイデアが沸いてきました。これはいけるぞ!と思いメモして帰ってきました。
時には環境を変えてみるものですね!
箱の中で考えることもいいですが
環境もとても重要だと思いますが、頭の中でよそ事を考えてしまうというとき、は、どのようにすればよいでしょうか?
集中力が無い、欠如している場合なのですが。。
なん、か、コメントというより質問になってしまってすみません。
クリエイターズルームのアイデア素晴らしい!
空間ができるスペースがあれば、最適ですね!
オハヨウございます!
クリエーターズルーム素晴らしいアイデアですね☆
今何か情報を得ることのみに必死になって、自分の内側にアクセスすることが難しくなってきているように思います。
ほんとうは、ここに両親や祖父母、地域の文化、自然など色々なオリジナリティを持っているにも関わらず、KYなどある反応を強要されるような空気があるように思う。TVの影響も大きいと思うが、想像できるような画一的なものからは何も生まれない。独創性こそ大切だ。
つまりなまじっか厚顔無恥で教養のない、態度だけ大きい人がのさばるような勘違いした人が知らぬが仏で通用させてしまうことがとっても大きな問題であると思う。
組織の中でも、違う!と気が付いている人が反論できないような環境が後々大きな失敗を招く、その時仕方がなかったといっても、もう遅いのである。政治家然り、リーダーや組織の権限のある人が如何に教養を高め、社会を良くしていこうと使命感を持ち私利私欲に陥らず経済活動をする事が成熟した明るい社会を気付いていくことになると思う。一人ひとり個々人が成長し、レベルが上がりそのアベレージが上がれば厚顔無知なおじさんや勘違いした女子がのさばることもなく、恥ずかしくて存在できなくなるだろう。日本が民度を挙げることなしに、もう一度日本に振り返ってもらえる日は遠い。
インターネットが発達したことがプラスになるように、情報洪水の中でその軸となる人間の成長がなくては単なる玩具に過ぎない、低俗な情報が媒介されるだけである。以前、インターネットは空っぽの洞窟という本が出たが、やはり人間の知力こそが大切である。そのためにも脳という自分の中にあって、制御できそうで出来ていないこの装置を如何にして良いよく上手に使っていくかということが現代人にとって大きな課題であると思う。
ワタクシも相手の負の言葉や態度に直ぐに気分を害されることが多いので、その様なことに影響されない、気持ちの強さや、自分の人生に集中出来るように目的意識を持って幸運を掴む人間になりたい。
TV等も見させられている人が多いと思います。日本人ほどTVを見る人種はいないそうですが、成人になって下品で低俗な感性など悪影響は大きいと思います。マスコミ関係者は、その影響力を考え日本人を教育しているんだ!というくらいの気概を持って番組制作をしていただきたいと思います。
みんなで赤信号を渡らないような意識改革が必要ですよね!気を使い、相手や情報に反応しているだけではいけない、そういうことに気が付いている人を増やすためにも、クリエーターズルームの意義は大きいですね。家庭においても個人に還るスペースや馴れ合いにならない、土足で踏み込まない心理的な心地よさを保てる関係のあり方が問われていると思います。
みなさまどう思われますか・・・?