「僕はずっと山に登りたいと思っている」
from杉本
「僕はずっと山に登りたいと思っている。
……でも明日にしよう」
「おそらくあなたは
永遠に登らないでしょう。」
童話「葉っぱのフレディ」で有名な
教育学者、レオ・ブスカーリアの言葉です。
「思うことと、
行動することの間には、
大きな開きがある」
「いつか、いつかと
思っていることは、
ずっとできないかもしれないと
覚悟しよう」
と言っているようですね。
彼はまた、こうも言っています。
「危険を冒さない人は、
何も行わず、何も得ず、
無に等しい。
苦しみや悲しみを
避けることはできても、
彼は学ぶことも、
感じることも、
変化することも、
成長することも、
生きることも、
そして愛することもできない。」
例えば、仕事とかを、
「先延ばし」し始めてしまうと、
結局、期限ギリギリになるまで、
手をつけられなかったり、
しがちですよね。
「先延ばし」は、
「いつかやらなくてはいけない」
という気持ちと、
「今はやりたくない」
という気持ちの、せめぎあいや、
葛藤によって起こります。
ただし、どんな仕事でも、
先延ばししてしまうわけでもありません。
特に「難しい」とか、「面倒な」仕事、
つまり「心理的なハードルが高い」仕事ほど、
先延ばしが、起こりやすくなります。
先延ばしを防ぐためには、
この「心理的なハードル」を
下げる工夫が必要です。
このハードルを下げるためには、
「仕事を分割する」のが有効です。
「仕事を分割する」ことで、
心理的なハードルも、
小さくするわけです。
たとえば、ちょっと面倒な報告書を、
書かなければいけない場合、
パソコンの前に座っても、
気が重くて、手をつけられなかったり、
つい、他の作業を始めてしまったり、
することもあるものです。
これも一種の先延ばしです。
いきなり、「報告書を書く」
という仕事に向かうのは、
ハードルが高すぎるわけです。
こういう場合には、
「まずは、報告書に書く内容を下書きする」
というところから始めると、
かなり気が楽になります。
書く内容が決まってくれば、
今度はパソコンに向かうのが
楽になります。
こうやって仕事を、
小分けに分割していくと、
先延ばしが、
起こりにくくなってくるのです。
自分の将来を決める、
目標などでも同じことが言えます。
大きな目標を、
小さく分けてみましょう。
小さくて簡単な目標に、
分割してみましょう。
小さくて、簡単な目標だと、
達成することが優しくなります。
ですから、
先延ばしすることもありません。
あなたは、
ビジネスや自分の将来のことで、
先延ばしにしていて、
ずっとできていないことがありましたか?
そして、それをどのようにして、
克服しましたか?
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
この方法を使ってから、
仕事を完了する能力が上がりました。
先延ばしの癖が激減する、すごい方法です。
http://www.0stresslife.com/zrl/
毎週水曜日は大好きな杉本さんのメッセージを楽しみにしています。
このメッセージを読んでいたら友人Sさんを思い出しました。テレビ番組でオーストラリア特集していたらオーストラリアに行きたくなりました。其の前に英語を勉強しないといけない。そう聞いて以来早3年が経ちます。彼のオーストラリアは実現されていません。
私も人のことは言えません。
私のでっけー夢はまだまだ遠いです。山で例えればまだ6合目から7合目を登ろうとしているところです。やり方をかえればもっと早く達成されるかもしれません、のろまな亀の山登りです。
それでも到達すればよし。後悔無し。ここであきらめたらモチベーションまで失せてしまいます。常に目標を持って少しずつ進む。歯がゆいですけど頂上まで行ったらどんなにさわやか気分だろうと想像して毎日を過ごしています。
失敗だらけで、それでも何もしないよりは失敗してでも行動することをしてます。これは私が20代から変わっていません。
人生平等な時間を与えられ、思うだけで実行しなければ実現もされないし、残るのは後悔だけです。
まさに杉本さんのメッセージは其の通りだと思います。
その前の段階、自分が何をしたいのかを考えることすら放棄してしまっているのが、現代に生きる多くの人の現実だと思う。やりたい事を考えられるだけその人は可能性が広がっているのではないか。