[注意]何気なく作ってる人生の落とし穴
from 杉本
「人生の罠や落とし穴のうち、
自己卑下は最も克服しがたいものです。
何故ならそれは自分の手で作られたもので、
日頃の何気なく発する言葉によって
より大きくなっていくのです。
その言葉とは、
『どうせできっこないんだから、やっても仕方がない』
というものです」
「自己卑下は、
人生のハンドブレーキをひいて、
前進を妨げるのと同じ事です」
この2つの言葉は、
両方とも、モルツ博士の言葉です。
自己卑下は、
自分を愛せないと、
同じ意味ですね。
ですから、
自分を愛せるようになると、
自分を卑下する事は、
なくなっていきます。
自分を愛せるようになる方法は、
自分の好きなことを、
自分にしてあげる、ことです。
誰かに楽しませてもらうのを、
待つのではなくて、
自分で自分を、
楽しませてあげるのです。
では、具体的に、
どんな事をすれば、
自分を楽しませる事が、
できるのでしょうか?
それにはまず、
自由な時間がある時、
さあ、何をして、
自分を楽しませてあげようか?って、
考えるのです。
小さなことでも、
いいんです。
今何が飲みたいだろう?
おいしいココアかな?と思えば、
きちんとおいしくココアを、
つくってあげるんです。
でも、最初、
何をして、自分を楽しませるかを、
考えるとき、
自分がどうしたいのかが、
わからない、
という方が圧倒的に
多いですね。
いかに今まで、
自分の心に、
耳を傾けていなかったか?
という事ですね。
自分は何をしたいのか?
を考えるように努力していると、
自分の心の欲求に、
繋がれるようになってきます。
自分は何をしたいのか?
が、思いつけるようになって来たら、
次は、その思いついた事を、
楽しくやる事に、
集中する事です。
例を挙げてみます。
野生のイルカと泳ぐ
ドルフィン・スイムの達人の話:
「はじめて泳ぐ人は、
何がなんだかわからず、
イルカと遭遇し、
大いに楽しみます。
二回目の方は、
楽しさを知っていますから、
『イルカよ、来て!』と、
強く思うわけです。
その『一緒に泳ごう!また楽しませて』
という気持ちは、
人間のエゴです。
そういった人間のエゴが伝わると、
イルカはけっして、
近づいてこないんです。
では、どうするかと言えば、
『こんな泳ぎ方しておもしろいッ!』とか、
『下から上を見るとすごくきれいッ!』
というふうに、
自己完結した喜びの中に、
入るのです。
そうやって遊んでいると、
イルカは『なんだ?』と、
やってくるらしいのです。
求めてしまうと、
近づいて来ないけど、
求めないで遊んでいると、
『一緒に遊ぼう』という感じで、
近づいてくるのです」
小さい事でも、
自分で自分を大事にしてあげると、
すごく気分がいいです。
そうやっていると、
「どうせできっこないんだから、
やっても仕方がない」
という考え方を、
しなくなってきます。
そうやって、
人生のハンドブレーキをはずして、
前に進み始めるのです。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
実は私も、人生のハンドブレーキをかけていた1人です。
モルツ博士から、ハンドブレーキの外し方を学んだのです。
http://www.0stresslife.com/zrlb/
私も、その問題がもう少し残っている一人ですので、とても助かりました。
周りにも同じ問題を抱えている人がいるので、シェアしたいと思います。
自由と規律の関係に似ていますね。事前に存在していた規律を守っていれば安泰に世の中を過ごしていけるが、喜びも少なく愚痴の多い被害者意識に満ちた人生になるだろうが、自分で自由を求めて造りだしていく人生は、リスクも多いが、喜びも大きくなるようです。