ポジティブの鎧
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
どんな嫌なことも前向きに、
ポジティブに考えろ！
ネガティブに考えるからダメだ。
根性がない、根性を見せろ！
辛いことも前向きに頑張れ！
日本にはこのような「根性論」が
素晴らしい考え方として根強いです。
根性のある人が称賛されています。
苦しいことも耐えて、耐えて耐え抜いて頑張れば
やがてそれが報われて良いことがある、
と考えられてきました。
辛いと感じることも
プラスに、ポジティブに捉えれば
それを乗り越える力が湧いてきて
結果に向けてもっと頑張れる。
そうやって頑張っていけば
いつか成果を挙げて成功できる
と考えてられてきました。
この「正しい」とされてきた考え方に
多くの人が影響され、なんとかそのレールから
外れないように這いつくばり、必死に耐えて
我慢しながら無理やりポジティブシンキングをして
頑張ってきたのです。
では、その結果どうなったでしょうか？
このレールからこぼれ落ちてしまった
根性無しの人たちは、自分はネガティブでダメだと責め、
他人からも根性無しと責められ、人生に対して
あきらめ感を感じて苦しんでいます。
ですが、今もなおポジティブ思考で
頑張り続けることに、疲れてきている人も
たくさんいます。
どんなにプラスにポジティブに捉えようとしても、
そこには無理があることに本当は気づいているからです。
無理だと思ったものは無理だし、
嫌だと思ったものは嫌で、
辛いと感じたものは辛いのです。
自分の感じたことを否定して嘘をつき
無理やりポジティブに捉えなおそうとするには、
大きなエネルギーが必要です。
簡単に気軽にできるような
思考法ではないのです。
ポジティブ思考には限界があるのです。
これまで多くの人がポジティブという鎧を着て
辛いと感じることから自分を守り
必死に耐えて頑張ってきました。
しかし、その鎧が次第に重荷になり、
私たちを疲れさせる元凶になっては
いないでしょうか？
ポジティブという鎧を脱げば、
軽くなり、自然体であるがままの自分に
戻ることができるのです。
これからの人生で何が起ころうと、
あらゆることにフローな状態で
対応していくことができるのです。
ポジティブの鎧を脱ぎ、
あるがままの自分で
生きていきませんか？
P.S
ポジティブの鎧を脱ぎ捨て、
あるがままをでいられるようになる方法があります
↓
admin
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あるがまま、現実社会と自分の心にギャッがある限りこれほど難しいことはないのではないか。