経営に必要な4つの価値
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
先日、経営者たちの集まる
一泊二日のセミナーに、
講師として参加しました。
この一泊二日で出会った様々な経営者の中にも、
その会社の産業医やメンタルトレーニング、
健康経営のコンサルなどで、ご縁をもって
お付き合いをしている方がいらっしゃいます。
また、社長自ら私のワークショップに
参加されたりして、人間の機能
そのものを向上する心を整えるスキルを、
経営者という立場として、どんどん
取り入れていらっしゃる方もいらっしゃいます
なぜ、経営にフローが必要なのか?
経営者が企業経営の中で求めるフローの価値は、
大きく 4 つあると考えています。
1 つは、業績の改善です。
するべきことを機嫌よくやることによって、
パフォーマンスが上がり、
企業業績につながっていくからです。
フローが社員 1 人 1 人のパフォーマンスや
チーム全体としてのパフォーマンスを
最大化してくれることをイメージしているのです。
2 つめは、変化対応力です。
ゆらがずとらわれずなフローの状態は、
変化対応力のある組織を
生み出すことにつながります。
なぜなら、フローは、変革に強い
進化する企業作りに役立つと
考えているからです。
進化に強い生命体は、
ただ力があるというよりも、
しなやかで柔軟性のあることが
重要だということは歴史が証明してきました。
力強い恐竜が滅びてしまったのはそのひとつで、
ダーウィンの進化論に基づいても、
しなやか、変化、対応力のあるものが
生き残るということが言われています。
そのような視点のある経営者が
フロー理論を取り入れ、
パフォーマンスが上がる
フローな社員を増やすことに
つなげています。
3 つめは、社員の健康管理です。
社員の健康管理のひとつとして、
フロー理論を取り入れている経営者が
増えてきています。
病は気からという言葉があるように、
機嫌よく生きることによって、
元気、健康な社員が増えることを
イメージしているのです。
最後に 4 つめは、人間関係です。
経営者が組織にフローを取り入れる
最大の理由の 1 つとして、
人間関係の改善、そこから繋がる
コミュニケーションの質の良さを望んでいます。
ゆらいでとらわれている人同士で、
質の高いコミュニケーションをしていくことは
難しいのは自明の理です。
そのことを分かっている企業経営者が、
ひとりひとりのフロー化のために、
ライフスキルのトレーニングを
導入していこうとイメージするのだと思います。
以上のように、フローは
企業経営において必要不可欠であると、
確信しています。
フローであることが、
企業づくり、人づくりの
土台を支えていると言っても
過言ではないでしょう。
だからこそ、今フローな企業を目指す
多くの経営者から、心を整えるスキル、
すなわち「ライフスキル」が
求められているのだと思います。
P.S.
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