全ての問題の原因は「目」にあった?
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
私たちの目の役割は何でしょうか?
そうです、外界を「見る」ことです。
私たちは、目を通して
自分の周りにあるモノを見て、
色や形や距離や、そして
それが何なのかを認知しています。
人には他にも耳や鼻や口など
様々な感覚器官が備わっていますが、
目ほど情報量の多い器官もないでしょう。
一説によると、8 割以上の情報を
目から受け取っていると言われています。
ですが、本当に目の役割は
外界を見ることなのでしょうか?
別の表現をするなら、
見ているのは本当に目なのでしょうか?
もしかしたら、目はただ外界の刺激を
受け取っているだけで、実際は脳が
見ていると答えるかもしれません。
確かに目はただ光を受け取る感覚器官にすぎず、
その情報が神経を伝わり脳に届けられ、
実際の像として脳が見ている
というのが現代の科学の説明です。
しかし、この説明も 100% 正解とは言えません。
なぜなら意味づけが抜けているからです。
私たちは目で見たものを素直に
脳で再現しているわけではなく、
意味づけして見ています。
そもそも、私たちが見ていると
思っているものは意味づけそのものであり、
目に意味づけをしているのです。
8 割以上の情報を
目から取り入れていると
言われているわけですから、
それだけ目からの情報、
すなわち目に意味づけしていることに
影響されているということです。
目から入ってくる情報にとらわれ、
ふりまわされ、悩みや問題を引き込んでいます。
逆に言えば、私たちが外界にあるものを見て
心が乱されているように感じるのも、
そもそも見ているのではなく
意味づけしているわけですから、
すべての悩みや問題は自分が勝手に
意味づけすることで自分に
引き込んでいると言えます。
目から入ってくる情報自体が、
自分が勝手に意味づけした情報だからです。
8 割以上もの情報を受け取る
目に映るものにとらわれ、
ありもしないことを勝手に作り出しては、
悩み、振り回され、トラブルを抱え込む。
すべては意味づけなのだと
気づいていないからこそ
起こっていることなのです。
P.S.
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