いい気分になる方法
from杉本
「何してんの〜」
「仕事してます」
たまに妻が仕事中に、
用もないのに電話してきます。
これがなかなかの効果を、
発揮するときがあるのです。
それは、面白くもない仕事を、
それでもしなければならないので
ぐずぐずやっているときなどです。
妻との会話のあと、急にはかどったりします。
何故か、「面白くない仕事」に、
意味を見出したりしてしまうのです。
ある調査で、アメリカ人が典型的な1日に、
何をしているのかを調べるために、
4000人にインタビューをしました。
この結果、誰の生活においても、
約70%が「面白くない」か、
「面白くもなく、つまらなくもない」ことで、
占められていることがわかりました。
そう言う無味乾燥な瞬間を、
プラスに変えていく方法を
見つけると、自分の生産性が上がります。
先ほどの妻との会話が、
良い例です。
簡単なことでいいのです。
それだけで、気分が良くなるようなことを
見つけましょう。
例えば、そんな時のためだけに取っておいた
ベルギーみやげの、
チョコレートを細かく削って、作られてある
高級ココアを一杯だけ飲んで、
「あ〜、私だけ幸せ〜」的な気分になりまして、
いい気分でスタートすると、
何か予期せぬことが起こっても、
心をオープンにして受け入れることができます。
繰り返しますが、
いやな仕事をする前に、
まず、別のことで
気分を良くしてから、
始めましょう。
気分が良くなれば、
脳は「気分がいいのだから、これから何か楽しいことをするんだ」
と判断します。
いい気分になると、
どんなことにでも興味がわきます。
何もかも魅力的に感じたりします。
たとえ難しい状況にあっても、
プラスの方向にとらえられるのです。
受け取り方一つによって、
すべてが変わってきます。
ですから、自分の「いい気分になる方法」を、
見つけておきましょう。
あなたの「いい気分になる方法」があったら、
ぜひ、教えて下さい。
私のレパートリーに加えたいと思います。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)