司法試験より難しい試験
剣道八段試験をご存知ですか?
先日、年に 2 回あるこの試験のために
80 歳までの 700 人近い方が日本武道館に集まりました。
剣道八段試験は司法試験よりも
合格率が低いと言われる超難関の試験です。
七段になって 8 年以上の 46 歳以上の剣士たちが
ようやく受験できるのですが、
200 人のうち 1 人が合格できると言われています。
七段同士で 2 分間の立ちあいを 2 回、
それを八段の中でも範士の資格のある方 6 名が
ご覧になって八段に相応しいかどうかを判断します。
一次にパスすると今度は二次試験で
さらに 9 人の範士に観られながら
2 分間の立ち合いを 2 回して、
最終的に八段としての人間の器が
あるかどうかが問われると言う凄い試験なのです。
全日本チャンピオンですら
合格が出来ないと言われています。
人間の器とは何ぞやを問いかけ続け、
自らを磨き続けるこの仕組みの
素晴らしさに驚愕します。
46 歳以上の方が本気になって自分に向き合い、
自分を磨いて挑戦しているのです。
人間の器が問われる試験。
人間の器とは何でしょうか?
試験の内容からもわかるように、
ただ技術が問われる試験ではないことがわかります。
「心技体」という言葉があるように、
技術以外にも、心や体が揃ってこそ
器が大きくなると見ることもできます。
まだまだ色々な表現ができるはずです。
エネルギー、輝き、自然体、集中とリラックス。
余裕、揺らがず・とらわれずの姿勢、勢いなどなど。
何を高めれば人間としての器が大きくなるのか?
そうです。実は答えなどないのです。
そんな答えのない中で鍛錬が続きます。
それが道だということでしょう。
八段という 1 つの結果は得られるかもしれませんが、
決してそれがゴールではないはずです。
ゴールという結果を求めるという前提は必要ないのです。
ライフスキルを磨くことにも終わりはありません。
ゴールはないのです。
私たちが生きている限り
常に磨き続けていくものであり、
人間としての器を広げていくのに
終わりはないのだと思います。
P.S.
より自分を磨いていきたいと思う方は
最優先でこの方法を取り入れてください
↓
http://directlink.jp/tracking/af/368691/QjVe47CW/