昨年を引きずるのは損ですよ
明けましておめでとうございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
あなたが朝起きた時、
一番に考えるのは何でしょうか?
朝から不機嫌な人がたくさんいます。
そういう人は、朝から
自分を不機嫌にするようなことばかり考えます。
昨日は最悪だった、今日は大変な 1 日になりそう、
最近何もいいことがない、という感じです。
そして、その不機嫌を今日に持ち込みます。
自分が不機嫌で 1 日を損するだけなら
まだ自己責任で片付くことですが、
実は周りにも影響を与えています。
逆の立場を考えてみましょう。
職場に朝から不機嫌な人がいたら
どうでしょうか?
気を使うかもしれません。
集中力を乱されて自分の仕事の
パフォーマンスが下がるかもしれません。
モチベーションが下がってしまうかもしれません。
心を整えるスキルを持っている人でなければ、
他人の機嫌に自分の機嫌も持って行かれてしまいます。
そうです。不機嫌でいることは
自分だけの問題ではなく、
周りに悪影響を与えているのです。
なぜ、今昨日の出来事を引きずる必要が
あるのでしょうか?
下手をしたら昨日の出来事を朝まで引きずって、
さらに 1 日中不機嫌を引きずっている人もいます。
昨年の出来事を今も引きずっているいる人も
一昨年の出来事を今も引きずっている人もいます。
あまりにも自分の機嫌の価値に無頓着すぎて、
されるがままにノンフローへと陥っていきます。
今するべきことは何でしょうか?
そのするべきことに昨日や昨年の
不機嫌な出来事は必要なのでしょうか?
純粋に起こった事実だけを思い返して、
次は何をするべきかを考えられればいいのですが、
過去を思い返すとどうしても
ノンフローな感情が一緒にやってきます。
出来事と感情を切り離して
考えられる人はほとんどいません。
ですが、自分の機嫌を大切にしている人は、
ご機嫌をつくるための思考もできます。
過去のことを考えてノンフローな
感情が襲ってきても、すぐに心を
フローに切り替えるのです。
そして必要なことに思考や行動を集中できます。
自分が今するべきことが明確になり、
ご機嫌な心の状態で 1 日を過ごしていけます。
不機嫌な状態で 1 日を過ごすのと、
ご機嫌な状態で 1 日を過ごすのと、
どちらがいいのか考えるまでもありません。
もっとご機嫌の価値を大事にし、
ご機嫌な人たちが溢れる組織やチームを
目指していきましょう。
P.S.
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