医者を辞めて
おはようございます。
スポーツドクターの辻秀一です。
私はもともと内科医でしたが、31 歳の時に病院をやめてスポーツ医学の道に進みました。
特に、怪我を見るドクターではなく、選手のパフォーマンスを引き出すことに興味がありました。
「治すことだけが医者ではない」と感じ、もともとスポーツが大好きでしたので、スポーツの分野でより良く、元気になることをサポートする仕事をしたいと考えたのです。
そこから今では、スポーツにとどまらず、あらゆる人のより良くなりたいという想いをサポートしています。
スポーツの世界では、心身の健康はパフォーマンスを高めていくための資本だと考えられています。
つまり、増資していく発想です。
特に心は、パフォーマンスの質を左右する最も重要な資本です。
日本では怪我や病気を診る「治療」の医学は進んでいますが、健康を増資していくという健康医学の領域は遅れていると言わざるを得ません。
心に関しても同じで、心の専門家といえば精神科や心療内科の先生です。
ストレスがあっても、限界を迎えて病んでしまってから来てくださいというわけです。
しかし、病んでしまう前に、タフな心を作る発想でサポートしてくれる人はいないのでしょうか?
ストレスの要因が常に襲ってくる中で、成長やパフォーマンスの向上、心身の健康を維持・増進するためには何を頼ればいいのでしょうか?
私はその答えが、「応用スポーツ心理学」だと考えています。
イチロー選手や吉田沙保里選手にストレスの有無を聞いてみたらどうでしょうか。
おそらくたくさんのストレスがあるに違いないのです。
そして、これらのストレスがなければ、イチロー選手や吉田選手の今の結果もなかったはずなのです。
なぜなら、ストレスのない環境は私たちの成長を阻害するからです。
ですが、彼らはストレスで病んでしまうことはありません。
それは、個人の要因を強化しているからです。
アスリートの多くがメンタルトレーニングを受けています。
彼らはストレスの要因がないよう環境の改善を求めたり、ストレス解消のために医療のサポートで治療を受けたりするのではなく、まず個人のメンタルを強くすることに増資しているのです。
環境改善や治療によるアプローチが不要だと言いたいのではありません。
将来のリターンを見込んで投資するという、今の資本主義社会で誰もが行なっている発想を、心身の健康にも取り入れた方がいいのではないかということなのです。
P.S.
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