履歴書
From:森兼
ひょんなことから面接をすることになった。
というわけで書類選考を行い、
実際に面談をするかどうかを決めないといけない。
ここでお決まりのように出てくるのが
履歴書。
誰もが書いたことがあると思うけど
履歴書とはその人の歩んできた人生を紙に落とし込んだもの。
今、僕が見ている履歴書もたくさんの学歴・職歴が書かれている。
今回、募集してる職種はシステム要員。
だから、手元にある履歴書には
その人が過去に経験してきたシステム開発のプロジェクトが
「これでもかっ!」
と言わんばかりに列挙されている。
実際、応募者の方は履歴書上では
そうそうたる立派な経歴をお持ちで皆さん優秀そうな人ばかり。
しかし、履歴書を見ているとだいたい共通していることがある。
それは、経歴と成功した事例しか書かれていないということ。
「いいこと」ばかり書かれていて
うまくいかなかったことや
失敗から学んだことは
ほとんど書かれていないのだ。
もちろん、成功した取り組みを伝え
自分をよく見せることは大事だろう。
ところが仕事をしていて
成功ばかりだなんて
普通に考えてあり得ない。
そして、本当に知りたいのは
そういう表に見える成功談よりも
自分が失敗したときどうしたのか
自分の起こしてしまったトラブルにどう対処したのか
といった「真実の物語」。
実際、紙の上では何とでも書ける。
ぶっちゃけ、成功事例や経歴は自慢に聞こえてしまうものだ。
逆に失敗を話してもらうと
なぜか親しみがわいてくるし、
そういう失敗の物語の中にこそ
その人の個性が隠されていると思う。
僕たち人間は無意識のうちに都合の悪いところを伏せて、
自分というものを少しでも良く見せようとしてしまう。
だから、失敗を伏せ、
建前だけの履歴に終わってしまうと
せっかくの個性が死んでしまう。
そして個性を殺してしまうと
同時に自分自身の魅力も殺してしまう。
個性とは失敗も含めた自分自身の全てだ。
失敗の中にこそ個性があるとも言える。
考えてみれば、
マットにしてもリーにしても
小川にしても個性の塊だ。
そして仕事にしてもプライベートにしても
個性的な人の周りには
自然と人が集まり仕事も集まってくる。
自分の表現方法を意識して
もっと個性を表現すれば
魅力を身につけることもできるはず。
失敗にも一役買ってもらって
個性を伸ばし魅力を磨きましょう。
ーマーケティング・ディレクター 森兼
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森兼様今晩は、いつもお世話になっております。
失敗したときって自分を知るための手掛かりになるとも思います。どうして失敗したのかそのときの自分の感情、状況を考え自分と向き合い考えてみる。
これも自分なのだと解りその上でいろいろな解決策も出てくるような気がします。それで、個性も伸びていくのかなーと思います。
いいお話をありがとうございます。
失敗と成功とは、本来別ではないのですが、どうしても、みなさん、区別しますね。こうした場合、真の成功と言った方がいいのでしょうが、真の成功をした方は、一度はどん底を経験しているものです。そしてそのどん底経験があったればこその再起であり、真の成功なのです。
私は、ビジネスには関心がないので、偉そうなことはいえませんが、誰であれ、真の実力を身につけるにはどうしても一度は逆境に身を置くことしかないようです。そういう意味で、失敗と成功の区別には意味がないのです。
私は、執筆業なのです・・・。
日記を書いています。
失敗や違和感を感じる出来事から
教訓を導き出す作業をしています。
(悪い癖を直したいからです)
今度は失敗から個性を導き出してみたいと
思います。
そして意外と成功の中にも個性があるのでは
と最近思いつきまして・・
そっちの方にも注目してみたいと思っております。
「表現」することの重要性を感じています。
喜怒哀楽の表現を豊かにして「もっと個性を表現」し
「魅力を身につけ」るように努力したいです。
納得できるまで自己分析したら
きっと個性を発見できると思います。
個性を生かすことこそ
幸せな人生をおくるための鍵だと信じています。
考えさせられる課題をありがとうございました。
おはようございます。
こちらの記事、なかなか読めずにいましたが、ようやく今読むことができました。とても内容の濃い・・・正直・・涙が込みあげました。
・・私は泣き虫です。人前では涙を見せないけど、一人になると、よく泣く人です。
なぜ、そんなに反応してしまったのでしょう??
どこに?・・・・・・・・・・・・(読み返す)
・「真実の物語」
・「個性とは失敗も含めた自分自身の全てだ。失敗の中にこそ個性があるとも言える。」
読み返したら、もっと心の奥に沁みました・・・・・・・。
きっと、私は今、たくさんの失敗をしているのだと思います。
そして、「こんなことで本当にいいのだろうか・・」と迷いながら進んでいるのだと思います。
世界でたった一つだけの存在になりたい・・そんなふうに考える自分がいるけれど、実際は、それがどのような存在で、それになるためにはどうすればいいか、なんてことはまだ分からない。
でも、ここでやめてしまっては何もやらなかったことと同じになる。
たいていの人はそうしてしまって、たどり着くところまでたどり着けない。本当はたどり着けることなのに。
私は・・・たどり着いてみたい。未知の世界を見てみたい。美しい世界があることを信じていたい。
たとえボロボロになっても、這いつくばってでも、命の灯がつきなければ見えるはず。
・・・見てみたい。・・・
~~森兼さんは、これだけのことが書けるということは、ご経験があるということですね。そして、周囲の方々も同じ。~~頑張ります!~~
失敗をどう乗り切ったかも個性の一つで大事だということですね。
就職活動の参考にさせていただきます。
失敗は汚点になるし、弱みなので後々解雇や待遇を悪くしてやめさせるときに経営者は使ってくるのではないですか。
バーンアウトしてしまい・・・数ヶ月の休養しました。
ここ1ヶ月でまた新たな自己啓発のために心理学書を読みあさっています。
そして、履歴書を送ったばかり(苦笑)
謙虚すぎるとふだん周りから言われてしまうので、ちょっとアピールしてしまいました・・・面接では、自分のことを正直に言っているのですが
今回ばかりは、
ちょっとアピールした方がいいのかなーなんて悩んでいたところです。
正直でいる勇気を少しもらいました!
やっぱり自分を信じることですね。
とても面白い発想ですね
失敗談で埋め尽くされた履歴書とは……。
これでもかっ これでもかっ
と延々 悲惨きわまりないブッチャケ話の集積……。
もう9年来 履歴書を書いていませんが
A3見開き程度の紙面の中で
表現できることは とても限られてますよね。
その枠内で 如何にして自分を強く印象づけられるか……?
考えてみれば これは
非常に難易度の高いプレゼンだと言えるでしょう。
まっ この先 書くことはあるまいとは思いますけれど……。
失敗談は 面接でどう引き出 すか?!が 森兼さんの 腕の見せ所・・・な~んて
履歴書を書く指導の辞書に 今まで お目にかからなかったように 思います。
あ、そうですね?! 二次書類選考の為に 失敗談を書き入れる欄を 履歴書に作る提案致しましょうか?
履歴書にわざわざ失敗したことを書く人はいませんよね。
だから過去の失敗を質問するのはすごくいい方法だと思いました。
就職活動の時、働く意欲は十分あるのに、
どうしても自信のなさそうな態度を取ってしまう自分がいて、
そんな自分が嫌で仕方なかったことを思い出しました。
現在はそのようなことはありませんが、
表現力が課題であることは当時から変わっていないようです。
以前、小さな会社を経営していて
面接の経験を少し経験しました。
履歴書そのものの内容で面接以前でお断りする方もいます。
.間違い文字の多い履歴書
.看板のように学歴ばかりが目立ってしまい、送ってきた
その後の人生を伏せてあると感じる内容の履歴書
.趣味が大人気ない方
(例えば読書はマンガ・週刊誌・・)別にいいのだろうけど・・
面接の時に思った事
.ずっと、目を伏せて話す人
.身だしなみが崩れていて清潔感がみられない人
.自分の人生をトータルで大事にしていない人
(例えば、食生活をきちんとしない。遅刻が多いのは寝る時間を
明日の出勤のために設定出来ない人・・我がまま生活してる人)
人夫々の人間模様は面接する側もされる側も引き出される瞬間でしょう。
良い人間関係はお互いのため、そして会社のためにも大切かしら?
個性ってその人にしかないものですからね
ただ、個性ってよくわからなかったり……
失敗って、その後の対応をどうしたかになるんでしょうが……
そういったものって、意外ととっさには出てこないものなんだと思いますけどね。
だから、そういったものには書かなかったりすると思うんですが
僕はいつも面接される側。
一応修士まで行っているので、経歴は高いです。
そのため、不採用!って言われることが多く。かなり落ち込みもしました。経歴詐称でもしようかとさえ思ったことがあります。
ですが、数少ない仕事場で働かせてもらったところから、「以外に仕事できるやん」といわれることもたびたび。
履歴書が僕の等身大の人間性を写してない事に気づく時もありました。
確かに僕の履歴書は、経歴だけしか書いてなかったように思います。
今日は採用する側の意見が聞けてよかったです。
営業が得意という 履歴書 たくさん見ますが 大抵の場合
営業が駄目ですね。本当に良かったら 前の会社で 辞めさせない
筈です。と言うことは 履歴書に書かれている内容が 実は 不得意
という風に 感じ取ったら 間違いないですね。
宝くじ買うような 賭けです。 採用は!
コメントを書かれている方々や、森兼さんも採用する側の目線で、応募者
(他人)の「履歴書」へのコメントを書かれているようですが・・・
半年以上も求職活動を続けて、ほとんど書類選考で落とされている者からすれば、自分の履歴書に成功事例や経歴を(自慢出来る事は何だって)書かなくては採用者の目にも止まらないと、履歴書の書き方の定石とされて
います。履歴書がそのようになってしまうのは、当然といえば当然です。
採用する側の人が、ご自身の履歴書を書かれてみたらどうかと思います。
失敗談なんて、そう簡単には書けるものではないですよ。
コピーライティングという観点からすれば、履歴書こそ、自分自身のコピ
ーを書く事ですよね。限られたスペースで、いかに相手(採用側)に自身をアピール出来るかですよね。
コピーライティングのプロである小川さん、寺本さん、鷲見さんの履歴書
に対するコメントを是非、聞きたいです!!
おはようございます。
今勤めている会社に採用してもらうまでに何度も面接したことを
思い出しました。
その頃、知人が「僕も面接しますよ」というので
「どんな質問しますか?」と聞いてみたら
「あなたは運がいいですか?、って訊きます」。
そのシーンが想像できてしまったので
「それは(相手が)困るでしょうね~」と云ったら、
「そこで『はい、運がいいです!』って云う人(を即決)です」。
「いいですねぇ」と思わず笑ったら、
「でしょう」と本人もニコニコしていました。
面接は、するほうもされるほうも生き方が垣間見えて
ちょっと怖いけど、面白いものですね。
今日もがんばります。
ありがとうございます。
なるほどですね。
失敗からどう学んだかなどを書くと親しみがわく。確かにそうですよね。私、いま就職活動中ですが、履歴書にいいことばかり書いてました。
どんなふうにまとめたらいいのか紙に書いてみようと思います。
本当にそうですね。
失敗経験を並べて、そこから何を学んできたかを訴える履歴書があってもいい、むしろその方が「真の力」を見るのには有効な気がします。
その価値・結果・結論へすぐに結び付けたい資本主義・唯物的な今ココの風潮、その需要が多くないことがやるせないですね。
なるほど、採用担当者が注目するひとつのポイントが分かりました。
よいことばかり書いてあると疑念が湧くものですし、
失敗をどのように補うかを知ることで、その人の性質が垣間見えるのでしょうね。
これは私の周りの人間にも伝えたいと思います。
新しい商材の開発を期待しています。今日の履歴書はなるほどと感じました。
社員の採用の時に役立てます。
確かに成功事例の ひとつひとつはステップアップにつながる財産ではある。
だけどそこに至るまで試行錯誤に塗れた失敗談や 苦労が糧となり
味となり趣をつくることも大きな財産に違いないと思う
採用担当をしているのでもちろん面接もしています。
アルバイトの方の採用には過去の失敗と
それをどうやって乗り越えたか書いて頂いてます
最近一番面白かった失敗例は
レストランでアルバイト中に、
お客さんに出来たての熱いパスタをぶっちゃけてしまった事
なかなかそこまでの失敗をする人はいなくて
思わず笑ってしまいました!!
乗り越え方も明るく良かったと思います
あとはこれまで運が良かったのか悪かったのか
自分自身で感じてもらっている事を書いてもらっています
運が良かったと書いている人のみ
採用のまな板に上がってきます
自己評価と他者評価の同意点・相違点
本音が出るチェックシートを独自で作り判断の一つにしています
面接採用人事は大変面白い業務です!
アルバイトは15分 正社員は1時間近くします
最初は疲れますが 慣れてくると採用のポイントが絞れてきます
森兼さん
この面接採用を経験すると人をみるスキルがアップしますよ!
履歴書・面接・実際がどうリンクされていくのか、よくわかりますから