間違った方向
From:小川忠洋
大阪本町のスタバより、、
今の仕事を引退して、ハワイで優雅にのんびりと暮らしたい・・・
もし、あなたがそう思っているなら、
考え直したほうがいい。
優雅にハワイのビーチでカクテルなんかを飲みながら
波の音を聞いて 毎日、家族とゆっくり過ごす・・・
こんな映像を思い浮かべているだろうが、
そんなモノは破棄してしまったほうがいい。
それは、TVとか雑誌とかで作り出された幻想にすぎない。
この考えは毒だ。
何故なら、第一にその考えは
「引退をゴールにする」という
絶対にやるべきでない事をやっているからだ。
このゴール、つまり目標は考え方として
「天国に行ったら全ての問題が解決されて幸せになれる」
という考え方に非常に似ている。
つまり現状から逃げ出したい
という気持ちが根底にあるのだ。
そのような状況では、現在を楽しむ事はできない。
そして、究極的には現在しかないのだ。未来も過去もない。
僕らが生きる事ができるのは今日しかない。
だから、今日を楽しむことができないなら、
いつまでたっても人生を楽しむことができない。
何かが達成されたら、(収入が上がったらとか、、)
全ての問題は消えてなくなる・・・という考え方は
非常に危険だ。
実際、問題はなくならない。
ストレスはなくならない。
不安も、心配もいらいらもなくならない。
何故ならそれが人間だからだ。
大切なのはその問題やストレスと上手に付き合うことだ。
そして、現状から逃げ出そうとせずに、現状に向き合う事。
そして、一歩一歩成長することだ。
今やっている事のいい面を見るようにしてそれを楽しむ事だ。
とにかく
「現状から逃げ出す事」をゴールにしてはいけない。
「現状をもっと良くすること」をゴールにすべきだ。
ものごとは一瞬では変わらない。
徐々に徐々に変わっていくものだ。
-小川忠洋
PS.
もし今の仕事が楽しめないなら、多分それはあなたが
真剣にやっていないからだ。今の仕事に真剣になれない
なら、他の仕事で真剣になれる理由はない。
PPS.
先日から全米トップクラスのパフォーマンスコーチ、リー・ミルティアの
仕事を楽しむための10の秘訣を収録した3枚組みのCDを
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いつまで無料で配布するかわからないのでまだの人はすぐにゲットしよう。
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**今日のフィードバック**
中学生、小学生の息子とともに勉強しています。
すべて、自分が創造していけるという真実を教えていただき
とてもうれしい気持ちです。
ありがとうございました。
藤川さん
Comment:
コメントや質問待っています。
全部に返事はできませんが必ず目は通します。
ありがとうございます^^
今回のテーマはとてもためになりました。
青いビーチで一日中穏やかに暮らす。
昔そんなことを考えていた時期がありました。
しかし何か違うよな~と直感的に感じていました。
その後、自分の中に取り入れる考え方を自分で選び、
現状から逃げずに、今を生きてすべてを楽しむ方向へ変化させました。
そして、そんな妄想は抱かなくなりました。
引退のために何かをやるって何かむなしいです。。
小川さんの言うように、今を楽しめないような気がします。
やはり今現在に自分のエネルギーを注ぐ事が大事ですね。
さすれば新しい道も開けてくるんでしょうし。
引退してもまだ人生は続くのだから。
一生現役でいたいものです。
第二の敗戦を感じずにいられない今日この頃です。
経済危機とかいう問題ではなく信用構造の崩壊とか
価値観の崩壊とか心のメルトダウンと言ったもっと
もっと深刻な問題が起きているのだと思いますが。。
テレビの時代劇で「一本筋の通った」という言葉を
よく耳にしますが、風上の方向が間違ってたり
汚染されてたり、システムに問題が在ったりでは
下々の血の滲むような努力は全て空しいのです!
【過労死】という言葉が戦後の日本国民の努力を
象徴しているのだと思いますが。。
永田町のリーダーはどう思っていらっしゃるやら?
国益を日本国民個々の生活に還元させるという
プロ意識を持って仕事して下さってるのかどうか?
>待つ事が大事だ。
>積み上げることが大切だ。
>2%ずつ、積み上げることが。
仰る通りだとは思いますが未だアメリカの植民地?
世界の風上であるアメリカで本当に良い方向への
変革は行われるのでしょうか?
首相の辞任が日本国の戦略的辞任で在るのなら
まだしも。。ですが。。???
間違った方向への苦労は気力をも失くしますよね♪
このテーマに対して、どんなコメントがどれ位あるかな?と見てみました。
そしたら誰もコメントしていない。
小川さんが指摘した様な発言をする人は沢山いるので、
読者の中にもそう思っている人は1人や2人いる筈なのに…。
やっぱり耳が痛いとコメントがないのですね。
30代初めから「年とったらオーストラリアに移住して…」
「介護ボランティア施設で住み込みで働けば生活出来る」
(すごくネガティブで悲しい考えで、聞いた時は驚いた)
「引退したら田舎に帰って、温泉が出る所を買って住もうと思う」
と言っている人達が沢山いました。
それを聞いて常に私は
「じゃ、その中間は?」「引っ込んだら退屈で何かしたくなるだろう」
と思っていましたが、モルツ博士の言う『悪い癖』で
「そんな事思う自分はズレてる?だから何もかも失敗するのかも。」
と不安がよぎっていました。
勇気を出して、相手に質問をしてみた事がありますが答えは
「え?この仕事ずっと続けるよ?」
「そうだな、その前に貯金の範囲で世界一周の船の旅に行くかな」
とかでした。
小さいながらも会社を経営している人までが、こういう答えなので
ふに落ちない思いがいつも残りました。
自分の現役中の未来に新しい展望もない。不安もない、このまま行くと思っている。
人生、良くも悪くも明日何が起っても不思議ではないのに。
こういう人達は何かあったら、すぐ潰れてしまうのだろうか。
でも、そう思うのは、引退後など考えつかず、
貯金もない私のひがみも入っているかも知れません。