”許し”の力

• Tweet

• Tweet

おはようございます！
マット・フューリーです。

数年前、私はある友人と夕食を共にしていました。

たまたま彼が針療法師だったので、
私はついでにこんな話をしました。

「1年半前から、左胸に痛みを感じる時があるんだ。

痛い時と痛くない時があるんだけど、
なかなか治ってくれなくて・・・」

医者から受けた診断は、単純なものでした。

「マット、トレーニングなどをした時に、
筋骨格を痛めたのだろう」

そうかもしれません。

しかし、振り返ってみても、
痛みのきっかけとなるような、
思い当たることは何もありませんでした。

私は、痛いところにマッサージやハーブ、塗布薬など、
いろいろ試してみました。

そのおかげなのか、痛みが軽減したこともありましたが、
1日か2日すると、また徐々に痛みが戻ってきました。

ついには、心電図検査を受けて、心臓を調べてもらう
ところまでいきました。

検査が終わり、私の手元に届いた結果は、次の一語でした。

「異常なし」

そうですか。

じゃあこの痛みは一体何なんだ！？

針療法師の友人との夕食の話に戻ります。

私の痛みについての話を静かに聞いていた彼が
口を開きました。

「その痛みが始まったのはいつだっけ？」

「１年半前だよ」

「じゃあ、その時期に起こったことで、
今も心の中で引きずっているような、
大きな出来事ってあるかな？」

“ないよ”と、私はすぐさま答えようとしました。

だって、それが普通です。

何でもかんでも、自分が傷ついていることを
話したくはないものです。

しかし、しばらく考えていく中で、
肩の力が抜けた気がして、
私は彼にあの出来事について話し始めました。

それは、ある仲間と一緒にプロジェクトに取り組んでいたが、
失敗に終わり、関係がぎくしゃくしてしまったこと。

私がその話をし終えると、
針療法師が私から視線を離さず、こう言いました。

「たぶん君は気づいていないかもしれない。

でも、その出来事が痛みの原因だよ。

君はそれについて、まだ根に持っているんだ。

その苦い経験をすべて体から追い出してしまったらどうかな？」

私は座ったまま、ナイフとフォークをテーブルに置きました。

そして、自分の胸につかえている気持ちを、
あの苦い経験のことを、よく考えてみました。

「そうだね。追い出そう。水に流すよ」

文字通り、私がそう言うと、
まるで何かが自分の体から出て行ったような気がしました。

急に、気持ちが軽くなった気分でした。

しかし、数日後、痛みはまた戻ってきました。

痛みを感じるたびに、私はまた気持ちを整理して、
こう言いました。

「水に流そう。もう気にしない」

3日もたたないうちに、痛みはすっかり消えて、
その後、感じることはなくなりました。

その痛みが消えてから、3年経ちます。

私は自分が許しの巨匠だと言うつもりはありません。

しかし、過去の傷や間違いを「許す」たびに、
人はそれだけ良い方向に生まれ変わることができると
私は信じています。

これこそ、ドクターモルツが、サイコ・サバネティクスの中で書いていることです。

セルフイメージを強くするための、彼のアドバイス：

１）　他人を許す
２）　自分を許す

彼はイメージングだけを奨励したのではありません。

世界的に有名な形成外科医でもあるドクターモルツは、
こんな言葉も残しています。

「許しは心の傷を取り去るメスだ」

心の傷を解き放てば、体に残っている痛みも
一緒に出ていくことでしょう。

そしてマイナスのエネルギーが出ていけば、
より高いレベルのエネルギーが代わりに入ってきます。

それは、あなたの現状を、
目的や情熱、パワーに満ちた状況に
変身させてくれるエネルギーです。

マット・フューリー

**今日のフィードバック**

ちょっとでも早くDr.モルツを存在そして考え方を知ることが出来て、
すごく感謝しています。
今まで自己啓発本や自己啓発ＣＤ等にどれぐらいお金を使ったことか分かりません。
Dr.モルツのＤＶＤを見てから、
今まで買ってきた自己啓発本すべて処分することにしました。
それぐらいこのＤＶＤは、衝撃的でなおかつ分かりやすかったです。
私の人生が今まで、自己啓発本で改善されなかった理由がよくわかりました。

森岡

Comment:
コメントや質問待っています。
全部に返事はできませんが必ず目は通します。

ありがとうございます＾＾