ポジティブ思考より重要な成功の秘訣
おはようございます!
マット・フューリーです。
先週のテーマは「1万時間の練習」についてでした。
今回は、積極的な練習の力 ―「繰り返しの力」と
前に進むには何度繰り返したら良いのか、
についてお話します。
仮にあなたが武道家で、「1万時間の練習」が、
どう自分に応用できるのか知りたがっているとします。
そうですね、武道家として伝説的な存在になるには、
やはり1万時間は必要です。
しかし、その過程で何種類もの技をマスターするためには、
全てにおいて集中して繰り返し練習した方がよいでしょう。
例えば、中国武術に長けた師匠たちは、よくこう言います。
「この動きを毎日千回練習しなさい。
そうすれば自分のものになる」と。
もし教え子が本気になって毎日千回練習すれば、
その人は1年以内にその技の達人と見なされるはずです。
どうしてかって?
なぜなら、平均的な人は1日に100回どころか、
10回だって本気で練習なんかしないからです。
例えばあなたが100回練習する人だとしましょう。
それにより、あなたはとても滑らかで、
素早い動きができるようになり、
相手はあなたの次の動きを察知しても、
それを止めることはできません。
カリフォルニアで武道場を開いていた時、
10年から20年かけて取り組んできた動きを
よく教えていました。
その際、タイトルを取っていない生徒は、
単独で2,3回その動きを練習した後、
私に向かってよくこう言ったものです。
「先生、次の技は何ですか?」
「次の技? 次の技は何かだって?
冗談もたいがいにしてくれ!」
友人のミッチは、13連敗の武道家で、
一勝もしていませんでした。
ある日、コーチが彼を脇に呼んで勝利の秘訣を教えました。
それは、
「毎日、他の誰よりも練習をすること」
というものでした。
1か月後、ある世界チャンピオンが彼に言いました。
「毎日、片足ずつ1000回キックの練習をするのだ」と。
ミッチはこうしたアドバイスに従いました。
すると3か月もしないうちに、ミッチは単に勝つだけでなく、
どんな相手でも圧倒的に打ち負かす武道家となっていました。
接戦になる試合などありませんでした。
270連勝をした後、ミッチは自分の勝利の秘訣は
「ポジティブな思考ではなかったこと」に気がつきます。
勝利の秘訣 ― それは、
「積極的な行動(プラス行動)」だったのです。
そう、「積極的な練習」です。
武道仲間のジャックは、
私にある武術具をプレゼントしてくれ、
「これを使って先手の技の練習を
毎日200回、10日続けてやってみるとよい」
とアドバイスしてくれました。
初日は上手くその武道具を使いこなせませんでした。
2日目、昨日よりは幾分ましになりました。
3日目、かなり良くなりました。
そして10日経って2000回以上練習した後は、初日に比べ、
私は驚くほど早く動けるようになっていたのです。
でも、この武術具を完全にマスターするには、
まだまだ先は長そうです。
これを大技としてマスターするには、
1万時間は必要でしょう。
とはいえ、毎日50回、100回、
200回、1000回と繰り返すことで、
サブ・スキル、つまり、その大技の細かい部分を
マスターすることが可能なのです。
友人のピートは、
自分が名投手になった訳を話してくれました。
「毎晩、父親に投球練習をやらされたんだけど、
裏庭の木にぶらさげたタイヤの穴めがけて投げる、
という練習だったんだ。
球が50回通るまで夕食はお預けだったよ。
そうしたら16歳になるまでに、
ストライクゾーンのどこへでも
自由自在に投げることができるようになったんだ」と。
時間の面から考えると、1万時間に到達するまでは、
毎日1時間練習するとして27.39年かかります。
毎日30分だと54.79年かかります。
でも、毎日2時間なら13.39年で1万時間達成です。
毎日3時間なら9.13年。
4時間なら6.84年。
そして毎日8時間練習に費やすなら、
3.42年で達人の域に到達します。
練習に毎日1時間、それも27年以上も費やすなんて
到底無理、と思えるかもしれません。
そんな時は、毎日繰り返す練習の数により、
物事はずっと上手く運ぶようになる、
ということを思い出して下さい。
ほぼ毎日、私は4マイル(※)の距離を
かなりの速度でウォーキングしています。
時間にすると1時間もかかりません。
(※1マイル=約1.6キロメートル)
1万時間ウォーキングするには、
毎日8、12、20マイル歩かない限り、
27年強かかります。
1万マイルを達成するには、
毎日4マイルのウォーキングだと6.84年かかります。
もし1000マイルのウォーキングを目標にすれば、
250日で達成が可能です。
かつてアール・ナイチンゲール氏は、
「毎日30分、一つの分野についての読書を続ければ、
7年以内にその分野の世界的なエキスパートになるだろう」
と記しています。時間にして1,277.50時間です。
それよりも10倍の量の読書をしたら、
どれほどの知識が身につくのか、
ちょっと考えてみてください。
達人の域を追求する人や人生の旅路から意味を得たい人は、
この積極的な練習の力 ―「繰り返しの力」を
ぜひ取り入れるべきです。
マット・フューリー
PS.
「繰り返しの力」を取り入れるためには・・・
やはりイメージプログラムが欠かせないでしょう。
何事も続けられないという人は、ぜひこちらのプログラムを試すべきです。
http://www.drmaltz.jp/zrl/mc/zrl_mc_letter1.php?mag=Psycho20100302MT
プロになるためには繰り返しを『1万時間の練習』 が必要
1つのことに集中して継続し続ける
気が遠くなるようです
いつまでもこのままじゃいけない
物事はシンプルですね。
いかに継続するにはどうしたら良いかが大切であり、そのことを自分のものにするために人はいろいろなことを模索することになるわけですね。
自分の専門(電子論)を極めたいと。
そして、次世代に継承をしたい夢を。
技術知をレーザーのように密度の
高い状態で、時間を積分した量が結果と
なることを。
物理では、エネルギーは時間積分です。
人間の活動(エネルギー)も同じ原理ですね。
確かに達人になるために1万時間が必要というのはあると思います。格闘技の場合はネガティブなことも考えて練習します。例えば、ほとんどの人は自分の打ちやすい距離でばかりミットやサンドバックを打ちますがかならずしもその距離で打てるとは限りません。実際に打ちやすい距離より近くから打ったり遠くから打ったりする練習をすることにより間合いが広がることもあります。継続は力なりですが、工夫も忘れずに。もっとも実際に1万時間やるうちに自然と工夫もするものですけど。
読んで気付いたこと・・・
例えば、
『夢は実現する』
を、1000回つぶやけば、その気になります。
さらに、何かをやって、ほんの少しでも「できた」と実感した時、
「夢が実現した」とつぶやいていきます。
これが、1000回できれば、かなり自分の意識の中に浸透します。
次に、目標を設定します。
そして、「夢は実現する」とつぶやくと、その気になり、その気持ちに素直に答えていけば自然と答えが出てきて、本当に夢が実現します。
そして、また、「夢が実現した」とつぶやきます。
私は、今、この段階です。
この段階を1000回するのは、ある程度時間がかかります。
でも、大きなことでなくてもいいので、数カ月で達成できるでしょう。
大きな実績の積み重ねは、5年くらいかかるかなぁ・・・?
これが私の今の目標です。
『夢は実現する』
つぶやき続けています。
素敵です♪ lovely
「積極的な行動(プラス行動)」は 考え深いです。。
基礎に始まり、基礎で終わるっていう感じですかね。
ある意味、そのベースに費やす時間が必要であって……
それがあるから、成功へと続くという感じでしょうか。
武術の話があるからなのかもしれませんが、剣道の足さばきを思い出しました。
あれって、かなり大変らしいですね。
だから、繰り返し練習する。
そういったことと同じなんですよね。
世界のトップレヴェルに到達するのに
10,000時間 必要ですか……?
O.K.
承知いたしました。
寿命の限り 続けてみましょう。
評価は死後に来るのでしょうけれど……。
きょう 本業の絵(そのもの)に8時間かけました。
この先 1ヶ月余りは 否応なしに
これくらいの時間を費やさなければならないでしょう。
マーケティングだとか 自己啓発などに振り分けていた時間を
本業に集中しなければならなくなるのです。
さて……
これが吉と出る 凶と出るか
それは 神のみぞ知る!
継続は力なりですね
継続は、力なり
細切れ時間を利用して その積み重ねを
多くつくります。
数字で説明してくださって 判りやすいです。
ありがとうございます。
上記の話しよくわかります。
私は、剣道を長年やっており、日本一は三度ほど取らせて頂きました。その後、教え子に剣道を指導してきたのですが、
「繰り返し練習できる生徒」
「次の技はなんですか?」とすぐ新らしい練習メニューを聞いて来る生徒
結果は歴然としていまいした。
繰り返しの練習が出来る生徒は、気づきが多く勝利をものにしていきました。
常に新しい技を求める生徒は、勝利は遠くほとんど成長のないまま終わっていきました。
現在は、心理学を教えていますが、
その学びの場でも同じ状況です。
結果を出せない人
すぐやめてしまう人
は、同じ内容の繰り返しよりも、常に新しい学びを求めてきます。
結局は、何も身に付かないまま終わっていきます。
繰り返しは簡単ですが、繰り返しができる人こそ、「天才」の証では無いかと最近は感じています。
継続は力なりですね。。。
私には大好きな、いや愛してるほどの偉人がいます。
その偉人を調べるにあたって、もっともっと本を読んで、追究したいと思いました!
下に投稿した方も書いてますが、本当に「継続は力なり」ですね。
徹底的にやり込むことなんですね!
自分はなぜ弱いのかなんて考える必要はないんだ。
たいへん参考になりました。
繰り返しの力。
単に1万時間練習しただけでなく、その裏側の練習を繰り返したことによるイマジネーションの恩恵にも秘密がありそうと思っています。
以前ドクターモルツのプログラムを毎日集中して勉強していた時があったのですが、いつのまにか寝てしまっていたことがありました。
ただ、その寝てる最中に勉強していたことを、あたかも自動的な復習のようにイマジネーションの中で映し出していました。こういう経験は誰にでもあると思いますが、思っている以上に重要なのではとか思ったり(笑)
その他にも毎日その事ばかり集中して取り組んでいると、頭のことがその事ばかりになりますよね。
日頃、特にこれといった事をしていなかったりするとイマジネーションも行き当たりばったり使ってしまっているという感じですが、毎日繰り返して取り組んでいるだけでもほぼ間違いなく、その取り組んでいることがイマジネーションの一部として映し出されることが増えてきます。
だから、1万時間の法則を実践していると、脳内も今までと違って不確定に開発されそうな気がして、その効果は計り知れないと思ったりもしてワクワクしています(笑)
イマジネーションがその事ばかりになると引き寄せの法則にも働きかけるような気がしますし、練習の法則をすること自体が引き寄せの法則と密接に関わっているのでは?とかも思ったり。。。
以前マットさんのサクセスグループのお話の中で、大学のレスリングで練習の法則を取り入れた時の話をしていました。
ただ、マットさん自体は当時、イマジネーションの事をあまり意識していなかったのにも関わらず、なぜかイマジネーションを使い始めていた・・・という話をお聞きしましたが、自分のなにかを繰り返したことによるイマジネーションの現象もその一つなのかなと思ったりしています。
この辺のイマジネーションのメリットもマットさんの口から色々と聞いてみたいです。
長文失礼しました。
ありがとうございます。
今日から実行あるのみ!
継続は力なりって言葉、聞いたように思います。
でもそれを具体的に、解り易く、例えをしながらのものを読んだことがありません。
お爺さんにもわかり易く。大変役立ちます。
ありがとうございます。
反復継続することの重要性。
改めた認識させていただき感謝です。
思い、気づき、感じるだけでは実効性は薄い。
それに伴う行動が反復継続し、習慣化したときに、思いもよらないほどの結果を得ている・・・常にそうありたいと思っています。
具体的な説明が読めて嬉しいです。実際、新しい仕事に就いた時、仕事を覚えるために 毎日、仕事の勉強を寝る時間を割いてやっていました。
何度も練習、シュミレーション。新しいパターンがあると、その対策。
繰り返し。 今日もまた、勉強になりました。繰り返しは大切ですね。本当にありがとうございます。
繰り返しの実行は、地味で味気ないですが、忍耐力、深さ、喜び、自信、精神力
など、得ることは多いです。本物が身につきます。
いかに中途半端に過ごしてきたか、反省させられます。
良い話しをありがとうございます。
自己プログラミングポケットカードだけでの販売はないのでしょうか??
とっても気になるグッズです
常にポケットに忍ばせておくことができそうなので…
同じマインド且つ同じ行動であれば、その分野に関して元々の素質がより優れていた人の方が有利だとは思いますが、
現実的には世の中の大多数の人間は行動しないから、素質の優劣に関係なく、行動すれば成功できる。
これって本当に効果あるの? 違うのにしようか?
と思うことが良くあります。
行動 行動 行動。
結果として、新しく始めたことが3日坊主に終わっていきます。
行動=結果 ではなく、
行動の蓄積 = 結果 なんですね。
さて、今日これから何をしようか?
これからの課題はこれです。
数年後にどうなっていたいか。
もう一度考えなおしたいと思います。
やはり成功の秘訣は行動ですね。プロセスやモチベーションがないと行動に結びつきませんが、「行動」が第一だということを改めて感じました。
今日も大切なことを気づかせて頂きありがとうございます。
ポジティブ思考だけでは成功しない、
という典型のエピソードですね。
自分の専門分野をこれからも
何時間でも研究し続けようと改めて思いました。