自信
From:小川忠洋
大阪のオフィスより、、
先週、ブログのコメントを読んでいると、
このようなコメントがあった。
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ジョージー・フォアマン Says:はじめまして、申し訳ありませんが偽名でお願いします。
私は45才です、仕事でのケアレスミスが多くて、
なかなか自信が持てません、独立して自営業をしておりますが
中々人に自信を持ってアピールすることができないでおります。今仕事をいただいているお客さんは
「自信をもっておやりなさい」
と言っていただけるのですが、いかんせん
私自身が自信が持てなくておどおどしております。やはりケアレスミスなど小さなミスは
大きなミスに繋がるので自信が持てないのでしょうか?ケアレスミスはどうしたら
直すことができるのでしょうか?因みに私の妻は、
「他にいいところがあるから気にしないでいい」
と言っています。それでいいのですかね?それでは失礼致します。
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フォアマンさん
まずは、コメントありがとう。
「ケアレスミスをどうすれば直す事ができるか?」
という質問に関しては、正直、僕は答えを知らない。
ぶっちゃけ。性格なので直せないと思う。
僕自身、ケアレスミスが多く、
忘れっぽい性格なので、よくわかるが、
治るものではない。
それは、生まれ持った性格で
あなたの弱みでもあるかもしれない。
しかし、性格の一つ一つには、
表と裏があって、それが強みに出ている
部分もあるはずだ。
例えば、ケアレスミスが多いと言うのは
細かい所に目がいかないと言う事。
だから、逆に考えると、大きな視点で
物事を見たりする事ができるとも言える。
そして、このタイプは起業家に多い。
ものすごいエネルギーでゼロから何かを
作り出す事はできるが、細かい所はダメなタイプ。
性格とかキャラクターは、
一つ一つに良い悪いと言うラベルがついている訳ではなく、
「良い時」と「悪い時」があるのだ。
「ガンコ」という性格は
良い時もあれば、悪く出る時もある。
良い:意思が強い
悪い:石頭
「新しいもの好き」という性格は
良いときもあれば、悪い時もある。
良い:考えが柔軟
悪い:あきっぽい
どちらにせよ、自分自身の性格に
ラベルをつけているのは自分自身だ。
完璧な仕事ができる人などこの世にいない。
自分の性格が仕事に悪影響を及ぼしていると思うなら
それを誰かにカバーしてもらうしかない。
それを治そうとするよりも、
自分の良い所を伸ばした方が良い。
自分の良い所にフォーカスして、
それを伸ばせば、多少のミスは許される。
そうすればその内、あなたの欠点を
カバーしてくれるスタッフを雇えるようになる。
成功している人は
誰もが自分の強みにフォーカスしている。
自分の弱い所にフォーカスして
それを治そうとしている人なんて
僕は会った事がない。
成功している人が自信満々なのは、
そういったフォーカスの違いから来るものだ。
だって、会ってみれば分かるけど、
成功している人はみんな普通の人と
なんら変わらないからだ。
どちらにフォーカスするか?
それを選択できるのは、、、
そう。あなただけだ。
ー小川忠洋
今、あなたと会ったらまた、ハイになると思う。桜の咲くころに行田公園で、デートしよ!!
活字を読むのは、苦手だけど、なるほどな~と思いました。LOVEかな子
小川さんが言う通り、直らないと思います。
と言うのは自分がこのタイプだからです。
ミスをしてはいけないと神経質になると、全体が見えず、
結局他の所でミスが出る。あるいは作業が格段に遅くなる。
最終的に取った手段は、人に公言してしまうことでした。
「忘れてたら言ってください。」
「間違ってるかも知れないから確認してください。」
これをフリーで外注の仕事をしている時にもやっていましたが、
クライアントは懲りずに仕事をくれました。
ケアレスミスがおおごとになった事もありますが、それでもです。
ミスはないに越した事はありませんが、重要なのはそこではない様です。
もしかすると、自信がない原因は他にあり、
自信がないからついおどおどして、気が散りミスをする、
というケースも人によりあるかも知れないと思います。
さしあたり、ミスをどうにかするには、
ミスしてもここで見つけられるから大丈夫、
ミスがあった場合、この行程で仕事をすれば、確実に見つかる
という仕組みを作っておくと、かなり減らす事はできると思います。
あまりそこに対して神経質にならず
対策だけ作っておき、奥様の言う様に、他の良い所を伸ばし
そこを際立たせて、ミスをする事が薄らぐ様にする方が良いかと思います。
いつもメルマガじっくり読ませて頂いております。
ありがとうございます。
小川さんを知ってさっそく本を購入させて頂きました。
これからもよろしくお願い致します*