「ジャイアント馬場は言っていた」
from杉本
「ジャイアント馬場は言っていた」
アナウンサー:「馬場さん、デストロイヤーに『4の字固め』を決められたら、
前は、みんなすぐに『ギブ・アップ』したのに、
最近は、どうしてみんな我慢できるのですか?」
ジャイアント馬場:「そりゃー、痛みや苦しみの限界がわかったら、
そこまでは我慢できるようになるんだよ」
随分前の話ですが、
プロレスラーのジャイアント馬場さんは、
このように言っていました。
私は、その言葉に、妙に納得したことを、
今でもはっきり覚えています。
学生時代、私はバレーボールをしていました。
高校の時、監督が
練習を始めてすぐに、
腹筋や腕立て伏せをやらせるのですが、
1年生の、始めの頃は
腹筋運動については40回が精一杯でした。
ところがある日、監督が45回やれと言うのです。
必死になってやると、
何とか45回できました。
1週間ほど立って、
監督は、今日から50回と言うと、
心の中で、私は「それは無理!」と言っています。
しかし、逆らうわけにはいかないので、
頑張ってみると、
何とか、50回できました。
つまり、一旦そこまで耐えることができたら、
次からは、そこまでは、
何とか、耐えることができるわけです。
今、耐えられることを続けて、
少しずつ、その限界を広げていくことをお勧めします。
運動や、ダイエット、禁煙など、
良い習慣を続けることや、
悪い習慣を止めることに関して、
それを試していただきたいのです。
忍耐力や自制心を養うことに
何か大きな意味があるのでしょうか?
そのことについて、
有名なスタンフォード大学の実験をご紹介します。
その実験は、1960年代に行われました。
実験を行ったのは、心理学者ウォルター・ミシェルです。
ミシェルは、
マシュマロが一杯入った大きな袋とベルを持って
近くの幼稚園へ出かけました。
そこで、4歳の園児に対して、
次のような実験を行いました。
先ず園児たちを1人ずつ部屋に呼んで、
マシュマロ1個と、ベルがのっているテーブルと、
マシュマロが2個のっているテーブルを見せます。
そこで実験チームは、園児にこう言います。
「今から私たちはこの部屋から出て行くからね。
この部屋には、君だけが残るんだよ。
私たちが戻って来るまでは、
テーブルの上のマシュマロは食べてはダメ。いいね。
戻って来たら、こっちのテーブルの上のマシュマロ2個は
君のものだ。2個とも食べていいよ。
でも、どうしても食べたくなったら、
そっちのテーブルの上のベルを鳴らすこと。
ベルの音が聞こえたら、私たちはすぐに戻って来る。
でも、この場合、食べられるマシュマロは一個だけだよ」
結果は、
1.実験チームが部屋から出たとたんベルを鳴らす。
2.しばらく我慢してからベルを鳴らす。
3.実験チームが戻って来るまでずっと我慢する。
に分かれました。
10年後、実験チームは、実験に参加した子供の
親を探し当てて連絡し、その後の子供の様子を尋ねました。
・どんな毎日を過ごしているのか?
・将来の進路はもう決まっているのか?
・我慢強い子供なのか?
・ちょっと難しいことに出会うと、すぐあきらめるのか?
などなど。
すると、10年前に行ったマシュマロとベルを使った
実験結果と、驚くほど、相関関係があったのです。
10年前の実験で、実験スタッフが戻って来るまで、
マシュマロを食べることを、我慢した子供たちは、
困難を乗り越えるのがうまく、
挫折しても立ち直れる人間に育っていました。
自分でしっかり考えて実行する、
自立心に富んでいたのです。
ところが、当時、すぐベルを鳴らした子供たちは、
集中力と意欲に欠け、依頼心が強く、
かなりだらしない少年に育っていました。
その研究によって、
子供の頃から自制心が弱い子供は、
大人になっても、
自分の欲しいものを我慢するということが苦手で、
「欲しい!」と思うとがむしゃらに手に入れようとする
ことが明らかになりました。
困難を乗り越える力がついて、
挫折しても立ち直ることができるようになれば、
素晴らしいと思いませんか?
何歳になっても、
この能力を伸ばし続けることは、
本当に大切です。
皆さんは今、どんなことに忍耐できるようになりたいですか?
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS:
できないと思い込んでいるのは、自分だけ。
自分が本来持っている能力を引き出す事ができれば、どんなことでも可能になります。
あなたの隠れた能力を最も引き出すことができるのは、このプログラムしかありません・・・
http://www.drmaltz.jp/zrl/mc/zrl_mc_letter2.php?mag=Psycho20100625SU
幼い頃は友達が持ってるおもちゃとか
欲しかったのですが、
親はどんなに嘆いても
買ってくれませんでした
そのおかげで高校生まで、
全くと言って良いほど
自分が欲しいモノを買うことが
ありませんでした
自分で稼ぐようになった現在、
その反動からか
浪費癖がついたように思います
何かを成し遂げるためには
忍耐力必要ですね
ありがとうございます
なるほど……
今でも会社の同僚で我慢できないと頭に来る人がいますね。
その人は実家で暮らしているにもかかわらず借金に追われてます。
私はひとり暮らしをやっていたときは無借金で、貯金も少しあって、低収入でも安定した生活を送っていました。
その時の生活は、いらないものをいらないと割り切ってました。
テレビは滅多に見ないということで、テレビなしの生活でした。
これが結構不便なく暮らせるんですね。
必要かそうでないかを分別して、いらないものは我慢する……それができてこその豊かさなんですね。
有名なスタンフォード大学の実験・・・
その実験は、1960年代に行われ・・・実験を行ったのは、心理学者ウォルター・ミシェル!!
育児コンサルタントの杉本さんのデータ―・・・
よく日本の『 ことわざ 』ーーー>『三つ子魂・・・百まで!!』
改めて、人生の歩みを・・・形成する生活習慣・精神の傾向・・・・
幼少の時期におけるウエイトがかなり占めていますネ!!
その人の、人生を付きまとう・・・離れがたい方向性にと!!これは、周囲の大人の責任と!!
『子供の向上を少しも考えないで、
その大人たちが・・・彼ら自身ふざけた低卑な話で食卓を賑わせ・・・
読書と言ったら・・・???雑誌を読む・・・!!・・・etc
もし、子供自身に、少しでも向上心が、芽生えても・・・
逆に・・・からかわれたり、嗤いの対象となり・・・子供自身の心が、傷つき・・・
向上心もばかばかしくなって・・・益々、ネガティブな感情性に・・・!-ー->同じ繰り返し??』
この事を、TYO におりまし時・・・ある教師の人が、私どもに話をしてくれました。
従って、規則正しい・良き習慣を養うのは、『家庭教育・・・!』によるものと、
改めてその時思いました。
ブレイクしますが・・・
戦前は・・・『 忍耐・・・!!これが美徳と・・・!!』
さて
このごろ『 離婚問題!! 』 ーーー>日常茶飯事!! 2回 3回 ・・・??
しかし、 この事が、いかに子供に及ぼす影響力があるのかしらんと・・・!
大人自信の精神向上・・・これも考えるべきではと・・・!!改めて、『気付き』
最後に、
『困難を乗り越える力がついて、
挫折しても立ち直ることができるようになれば、
素晴らしいと思いませんか?』 ---> 同感!!
『今この与えられた環境に、サイコ・サイバネティクスのイメージトレーニングにて・・・
ーーー>困難を乗り越える力・・・ 頂きました!!』
たびたびすみません、まだほんのり痛むもので…
「痛いの痛いの飛んでけー」のイメージングが昔より上達していることに気づきました。
飛ばし先に困ったので、手帳に飛ばして絆創膏を貼っておきました。
これを見るたびに今日の教訓を思い出すことでしょう。。。
ジャイアント馬場の声まねをしていたら顎がつりました。
いきなり過度な負荷をかけず、徐々に上げ、継続させる…
「基本を大切に」が大切でしたね。
マシュマロを前に悶える子供の表情がかわいいですね(*^m^*)
「一旦そこまで耐えることができたら、次からは…」
私も2人目の出産の最中
「まだまだここからが山だ!頑張るぞ!」と気合を入れようとしたら
先生:「生まれたよ~♪」 私:「 ( ̄ェ ̄;) エッ? 」
私は、薪を絶やさない忍耐力をつけたいです。
火力が落ちそうな時は心のテーブルにマシュマロを2個置いて、
TORUさんの方法で悶えて悶えて限界を広げていこうと思います。
子供がほしい、つまり妊娠・出産したい、というようなことでも、可能になるのでしょうか?
朝起きて、有酸素運動をやるのですが
よくサボってしまいます
原因は朝、寝坊してしまったり・・・
とかではなくて
忍耐力というか自分に甘えている傾向が
強いのかもしれません
別に太っていてダイエットのために
有酸素運動というわけでもないですし
健康維持とかもっと鍛えたい
というのが理由でやり始めたと思います
続けるには忍耐力が必要ですよね
ぼくは性格的に「あきやすい」傾向が強いので
今日、寝る前にセルフイメージを高めて
明日からちゃんと
エクササイズを続けていこうと思います
–
佐々木
朝起きて、有酸素運動をやるのですが
よくサボってしまいます
原因は朝、寝坊してしまったり・・・
とかではなくて
忍耐力というか自分に甘えている傾向が
強いのかもしれません
別に太っていてダイエットのために
有酸素運動というわけでもないですし
健康維持とかもっと鍛えたい
というのが理由でやり始めたと思います
続けるには忍耐力が必要ですよね
ぼくは性格的に「あきやすい」傾向が強いので
今日、寝る前にセルフイメージを高めて
明日からちゃんと
エクササイズを続けていこうと思います
小さくテストすると
微妙に共通点が感じられるな~
と今回は
それなりの成果が仕事で出るまで
幾多の試練があると思いますが、
(起業したばかりですので)
それらを耐えていきたいです。
たぶん私は、徒競争でぼうぜんと立ち尽くす子だったので、
おなかがすいていればマシュマロ食べたでしょうし、
逆であればそうだったのではないでしょうか?
その我慢が足りなかった幼児を、
我慢ができる幼児に変える実験
も行われたようですが、
機会があれば、ぜひ教えて下さい。
・・・と書きかけたら、「他人任せ」→「依存心が強い?」と思ったので、
ちょっと検索してみたら、以下のような解説を見付けました。
子供がマシュマロに手を伸ばしたときに、
「私が戻ってくるまで待っていたら、2個もらえる。
1個と2個だと、どっちが多い?
おりこうさんだから分かるよね?」
と、やんわりと諭すように言う。
「ほんの少し我慢すれば、いいことがある」ことをやんわり言い聞かせることで、
次第に我慢することを覚えるようになる。
とのことでした。
杉本さんのお考えも、機会がありましたぜひ教えて下さい。
マシュマロの実験は自分が4歳のときに、
ぜひ実験して欲しかったと思います。
私自身の取りくみとしては主に人間関係に当てはまります。
ちょっと恥ずかしくても相手を褒めるとか、
ちょっと不安だけど提案をしてみるとか、
不安や恐怖を我慢して乗り越えることが日々の課題となっています。
うわ!耳が痛い! ほしいと思うとがむしゃらに~ と自分を節制できずにどれだけ失敗をしてきたことか。
いつもありがとうございます。